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#81「社員の力で最高のチームをつくる」

最高のチームは築けてますか?
あなたの参謀 中井健太です。

エンパワーメントには3つの鍵が必要となる。
※エンパワーメントとは、自律した社員が自らの力で仕事を進めていける環境をつくろうとする取り組みです。
第1の鍵>正確な情報を全社員と共有する
第2の鍵>境界線を明確にして自律的な働き方を促す
第3の鍵>階層組織をセルフマネジメント・チームで置き換える

社員の力で最高のチームをつくる

【社員の力で最高のチームをつくる】

本書より、気になった箇所を抜粋してみました。

◆ 過去に成功をもたらした考え方が、将来も成功をもたらすとは限らない。

◆ 真のエンパワーメントは人にパワーを与えることではありません。与えてもらわなくても、人はもともとたっぷりのパワーーー知識、経験、意欲ーーをもっていて、立派に自分の仕事ができているのです。エンパワーメントとは、「社員が持っているパワーを解き放ち、それを会社の課題や成果を達成するために発揮させること」です。ほんもののエンパワーメントには、その核心に、オーナーシップの感覚があります。オーナーシップというのは、この会社は自分の会社、この仕事は自分の仕事というふうに、全てを自分のこととして主体的に向き合う態度です。

◆ 問題は、社員にベストを尽くす意思や能力がないことではなく、ベストを尽くすことを怖がっていることなのです。ほとんどの組織は、社員を励まして正しい行動を促すのではなく、間違いを見つけて懲らしめることばかりに意識が向いています。

◆ エンパワーメントはトップダウンの取り組みであり、価値観に立脚して進めるべきものだ、ということです。

◆ エンパワーメントは、トップの考えから始まる。トップが考えを変えなければ始まらない。

◆ エンパワーメントとは、社員にパワーを与えることではない。社員にはもともと知識や経験や意欲というパワーがある。エンパワーメントとは、そのパワーを解き放ち、目標達成のために、遺憾無く発揮させることである。

◆ エンパワーメントの第一章
全社員と正確な情報を共有すること。

◆エンパワーメントへの第一歩が踏み出される最重要地点は、リーダーの心のなかなのです。

◆ 正確な情報をもっていないければ、責任ある仕事をすることができない。
 正確な情報を持っていれば、責任ある仕事をせずにいられなくなる。

◆部下を育てるのは声がけや笑顔ではなく、情報共有という行為なのです。

◆エンパワーメントの第2の鍵
境界線を引いて、自律的な働き方を促すこと。

◆社員が企業のビジョンを共有し、そのなかで自分の役割は何かを理解し、自分がどんな違いを生み出せるかを自覚したとき、ビジョンが本当の力を発揮する。

◆ エンパワーメントは魔法ではない。単純な考えと賢明な仕事である

◆ エンパワーメントの第3の鍵
階層思考をセルフマネジメント・チームで置き換える。

◆ すべての失敗は、能力を高める機会である。

◆エンパワーメントには、行動の自由があり、結果に対する説明責任がある。

◆ トップが決めたルールは、ほんの少しだけです。
1、なによりもお客さま第一で行動すること。
2、会社の利益を追求すること。
3、品質を高めるための意思決定は柔軟に行うこと。
4、社内の他部門とつねに情報を共有すること。

◆ トップが真にフラットな人間関係を築こうとしない限り組織のエンパワーメントは不可能だ。そして、それを組織の隅々まで浸透させる努力を継続的に行う必要がある。

社員の力で最高のチームをつくる


チームワークを高めたい時、本書を思い出します。
あの星野リゾートの星野代表が「私にとって最も大切な教科書だ」と、以前より本書を推薦していました。

星野代表の推薦をきっかけに気がつけば、「1分間エンパワーメント」から、4.5回は読んでおります。良書には読む度に、やっぱり気づきがあります。

本書を再読して大切だと感じたことは、

【正確な情報を全社員と共有する】です。

最近、常々感じるのが、良いチームワークを築くのには、【価値観の共有】の大切さをヒシヒシと感じます。価値観を共有していないと、良かれと思って行動したことが、相手にとっては、不満だったりします。しかし【その行動は間違えないのだろうか?】と、立ち止まることがあります。

つまり、良いチームワークを築くのけるのも、築けないのも、【言葉足らず】だったりすることがあります。

しかし、事前にしっかり【価値観の共有】を【言葉】を通して行うことによって、スムーズに良いチームワークが築けたりします。

最高のチームワークが出来ている職場は、さぞお仕事が楽しいだろうなぁ。

最後までご覧くださり、ありがとうございます。



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