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#143「”後回し”にしない技術」

後回しにすることありますか?
私は、今まで「明日やろう」と思ったことが何度もあり、

その明日は、永遠にやってきたことがありません。

だから、思ったことはその場で行うようにしております。
ではないと、自分に自信を持つことができません・・・。

「いつかやろう、明日やろうは、永遠にやってきません」
だから、今でしょ。

「後回し」にしない技術 / イ・ミンギュ

著者は、ソウル大学校大学院心理学科で臨床心理学の修士・博士の学位を取得。ソウル大学校学生生活研究所にカウンセラーとして勤めた後、朝鮮大学校医科大学精神科教授を経て、現在亜洲大学校心理学科教授として研究を続けている。

Amazon 著者紹介より


本書の気になったポイントです。

◆ 成果は【力量 × 実行力】で決まる
>平凡な人と成功した人の違いは、知識ではなく実践になり、成功した企業とそうでない企業の違いは、戦略ではなく実行力にある。個人であれ組織であれ、実行力こそが真の競争力なのだ。

◆成功への道を探し出すこと。
>彼らは目標達成のための人並み外れた方法を探し出せると信じているために、そうでない人たちに比べて目標水準をより高く置く。そして、ある方法で失敗したら、次の方法を探せばよいと考えるため、失敗しても簡単にあきらめない。

◆ 目標達成するためには、ふたつの動機付けが必要だ。
「スタート・モチベーション」> ゴールの視覚化
「持続モチベーション」   > プロセスの視覚化

◆ 成功のコツは他の人の「方法」をまねること
 望むものを手に入れたければ、すでにそれを持っている人たちの習慣を研究して、それをまねるのがいちばんの方法なのだ。

◆成功するのは簡単だ。未来から逆算して、現在の行動を選択する習慣を持ちさえすればいいのだから。

◆ 目標を達成するために
① 絶対に達成したい長期的な目標と、最終的な期限を書いてみよう。
② 逆算スケジューリングで目標達成までのステップと、それぞれのステップの期限を決めよう。
③ 目標達成のために、今日できることを実行しよう。

◆ 目標達成のプロセスの途中であきらめる習慣を持っているのなら、それに対する強力な代案をつくっておかねばならない。
① 目標達成のための具体的な実践計画(プランA)を考える。
② 実践のプロセスで実践を妨害する突発事態を予想し、箇条書きにする。
③ それぞれの事態に対する代案(プランB)を考える。可能なら代案の代案(プランC)も考える。

◆ 彼らは他人が不可能だということの中にも可能性のサインを見つけ、他人が楽観しているときも災いの小さな兆しを感じ取り、それに備えるのだ。

◆ 人は言葉や文章で自分の考えを公開すると、その考えを最後まで守ろうとする傾向がある。これを「公開宣言効果」

◆ 少数の成功者たちは違う。彼らはいくら難しいことでも、その中から簡単にできる小さなことを探し出す。

◆ やりたくない仕事から逃げるためのいちばん簡単な方法は、その仕事と少しでも関係があって、しかも楽な仕事を見つけることだ。

◆価値の低い仕事をいくら一生懸命にやっても無意味

◆重要でないことに気持ちがとらわれてしまう3つの理由
① 目標がはっきりしない:明確な目標がなければ、重要なこととそうでないことの区別がつかない。
②簡単で楽しい:重要でないことでも、それなりにもっともらしい意味を持っており、その大部分は簡単で楽しくもある。
③ 理由を提供してくれる:重要なことから逃げながらも、自分は一生懸命に生きているのだと言い訳を与えてくれる。

◆ 「何を選択し何を放棄するかをはっきり決めて、自分の選択に選択に責任を負うのだと考えれば、意外に簡単に人の頼みを断ることができる。断れないのは、自分の決定に責任を負いたくないからだという場合が多い。

◆効果的に教えさせるための3つのステップ
ステップ1:知らせるー教えることにおける最初の段階では、相手がまだ知らない内容を口頭と文章で知らせる。
ステップ2:練習させるー手本を示し、教えることの予習演習をさせてみる。
ステップ3:改善するー実際に教えているところをよく見守り、よくできた点を褒めてやり、問題があれば修正・補完すべき点を伝えて励ましながら、再びステップ1に戻る。

◆ 毎日1%だけ、昨日と違うことを実行しよう

今ままで、4,600冊と本を読んで、答え探してをしていましたが、自分が成長したと実感することはありませんでした・・・。そして、成功者を見ると、「成功の方程式」を確立して、ひたすら実践し続けておりました。その成功の方程式は、とんでもなくすごいことでもなく、誰でも出来る小さなコトでした。

例えば、イチロー選手は、誰よりも多く素振りをした結果、世界のイチローだと思います。

つまり、今日、大切なことを、今日実践し続けた結果です。

大切だと思うことを、
1日1個を365日続けると、1年で365個の成長が出来ます。
しかし、大切だと思うことを、
明日に明日に引き伸ばすことによって、
1年で12個しか出来なかったとします。

◆1年後
> 毎日君 365レベル
> 毎月君 12レベル

◆10年後
> 毎日君 3,650レベル
> 毎月君 120レベル

つまり、毎月君は、毎日君の1年でも追いつくことができません。

もはや、これは知識の差ではなく、行動の差で、どんどんとスキルの差がついてしまいますよね・・・。

だから、思ったことは、明日やるのではなく、今日やりましょう!
最後まで、ご覧下さり、ありがとうございます。

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