見出し画像

【ベトナムの郵便事情、配達事情。荷物が行方不明になる件】

大きなビルや会社、マンションなどはレセプションに人がいたり、郵便物や宅配を受け取るシステムがキチンとしているのかとは思いますが。
たいがいの事務所やサービスアパートメントなどには、「郵便箱(郵便受け)」なるものがありません。

では、どうやって受け取るのか?

こんな大事な問題を、今まで「ベトナムあるある」でずっと10年近くも放ったらかしにしていたことに気づき。
今、初めてブログに書くことを思いつきました。

サービスアパートメントの場合、たいがいは昼間、適当に一階の玄関あたりに置かれて、部屋番号が記載されている場合はメイドさんが届けてくれたり、部屋の前の床に置かれていたり。

当店の入っているビルのように、2階から上はICSさんが勤務していますが、ずっと表のゲートが閉まっていて。
当店の営業が始まってはじめてゲートが開かれた状態になります。

ですので郵便屋さんは、何でもかんでも1階の、それもガラス張りの部屋でパソコン作業をしている私に郵便物を渡そうとします。
ほとんどがICSさんの郵便物なので、上の階ですよと教えるのですが。
それも頻繁になると、「私は管理人さんじゃない!」と思うのです。

デリバリーや通販の場合は、ドライバーが発注者に電話して、外で受け渡しをしていますので問題ないです。

受取人が在中していない時には、ゲートの外から荷物を投げ入れるので、花壇のアンスリウムの茂みに落ちていることもありました。
「拾って、階段のところに置いておいて欲しい」
とZaloで言って来てもね、お互い様ですから、やりますけど…。
一度、探しても探しても、荷物が見つからないときもありました。

当店へのフリーマガジンも、そのような形で、ゲートの下から差し入れて置かれています。

ところが。
最近、当店はサービスアパートメントの方でデスクワークをしていて。
夜18時以降にならないと、ビルのゲートが開きませんので、配達時間が8時から17時までの郵便物および配達が受け取れません。

ある朝、配達人から電話が掛かってきました。
最近の配達人は、英語が分かる人が増えてきて助かっています。
ゲートの下から入れて置いて、と伝えたら、すぐにZaloで私を探し、荷物の写真を送ってきました。

で、その日夕方、店に行くと。荷物がありません。
ICSさんに聞いても、誰も受け取っていないと言います。
ドライバーに「荷物を受け取ってない」と英語と念のためベトナム語で送ったところ。
既読は付くのですが、返事がありません。

そういえばこの写真の背景に映っている路面の写真、当店前の路面は普通のアスファルトですので、場所自体、違っています。

荷物が消えたことも不可解ですが、この荷物、一体誰から?
「10」と見えますのと、大きさから、フリーマガジン「10部」ではないかと思います。
そしていつもは届くはずのSketch、access、EMIDASがまだ届いていません。
失礼ながら、編集長の方、社長、東京の編集者の方に連絡をしたところ。
「Sketch」さんからはドライバーが「届けた、Taoさんが受け取った」と、サインを送ってきました。
って、誰やねん、それ。
確かに上のICSにThaoさんはいますが、ベトナムにTaoさんやThaoさん、めっちゃいます。

この手の「届けた」とベトナム人のサインを見せられること、今までに何度あったことか。
一体、どこに届けたのですか?

SketchさんはすぐにGrabで指定時間に届けてくれました。お手数をお掛けしました。
これまではゲートの下に入れて置いてくれて受け取れていたので、おそらく配達人が変わったのでしょうか。

この「引継ぎがなされない」というのもベトナムあるある。

EMIDASは来週の発送になるとのこと。
確かに、20日ごろのお届けでしたね。
日本はお盆ですのに、連絡して申し訳ございませんでした。

そんなこんなで。

このビルのオーナーさんと別件でミーティングをさせていただいた際に、
郵便受けを作っていただくことをお願いいたしました。
コンサルとしてミーティングに参加してくださった日本人の方も、「それは作らないと!」。
そうなんです。
国中、隅から隅まで郵便システムが完備している日本人なら、すぐに思うことなんですが…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?