Day3 巡り合いはプライスレス

こんばんは。
おさなこと松坂紗凪です。
広い範囲で大雨の影響による被害が様々な形で出ているようですが、
皆様のお住まいの地域はいかがでしょうか。
明日もまた雨が降ったり止んだり、、、梅雨明け前のデフォルトになりつつある荒天予想が出ている地域があります。
自治体、またテレビラジオ等から発表される情報には充分ご注意の上、
どうかご安全にお過ごしください。

さて、
今日はちょっといろいろ書きたい話題があったのですが、
やはりこれかな?ってことで、、、
今月3日、実に20年ぶりに新しい紙幣が発行されたということで、
少しでも早く手にしたいという人の行列が銀行などを中心に、、、という話題があったかと思うのですが、、、
皆様はお目にかかることはできたでしょうか。
私はそのテレビ中継を見ながら、まぁ5日必ずどこかで巡り合えるだろうという思いがあったので、
そこは流れに任せてなつもりでここまで過ごしてきたわけなのですが、
なんと今日思いがけない形で巡り合うことができました。

職場の休憩時間。
作業室のテーブルで携帯を見ていると徐に肩をぽんぽんと叩いてくる人が。
うっ?
すると今度は私の手を持って握手を求めてくる。
ああ、、、
同僚である聾者のおじさん。
歳のころ60代あたりでしょうか?のいつもおしゃれないわゆるダンディー系。
そんな聴覚障害の彼と視覚障害の私。
彼は普段手話や筆談で周いとのコミニケーションを取っているのですが、
手話も見えない、文字の読み書きもできない私とはこの一連のアプローチこそがあいさつであり、感謝を伝えるサインであり、お互いの体調を気遣うサインにもなる。
つまりはオールOK。
これこそ8年という間に培われた唯一であり最強のコミニケーションと言ってもいいのかもしれません。
その彼が私の手を持ってある紙状のものを触らせてくれました。
えっ?何だろ?
その手触り感、、、
すぐにわかりました。
みんな大好き!日本銀行発行の綺麗な「あれ」ですね。
でもなぜそんなあれをわざわざ、、、と考えていると、
その様子を見ていた女性職員が、
「これあれですよ?」と私に。
あれ?
あれかい?
するとその彼が私の手を持ってお札の中にあるある部分を触らせてくれたのです。
えっ?
もしやこれって?

こここ、これはー、、、
新紙幣、
そしてここにいらしているのは紛れもないあの渋沢栄一先生ではありませんか。
まさかこんなに早く巡り会えるなんて、、、
興奮する私。
彼にどうにかこの感動を伝えたくて、
手のひらに「10000」と書くと、
大正解と握手!
そしてさらに今度は

やっぱりさすがです。
津田梅子先生もすでに押さえていました。
再び手のひらに「5000」と書くとすかさずまた握手。
確かにこれならわかりやすいかも。
位置さえわかっていれば瞬時に判断できるレベルになってました。
ちなみに私がお札を判別する時には千円札を基準にして、
それより少し長さがあれば5000えん、
それよりも長ければ10000円という感じで判別するにもだいぶ時間がかかっていました。
どうやら彼はこのお札を見分けるための線のようなもの、
お札ごとに若干本数やついている場所そのものが違っているんだというのを共有したかった模様。
あまりに思いがけないタイミングで新紙幣を拝むことができ、もちろんそのものを見ることができたこともうれしかったのですが、
なによりこうして私にと見せてくださったおじさんの気持ちがとても嬉しくて、、、
ほっこり。
もはやプライスレス!
撮影許可もいただけたのでしっかりパチリ。
今度はぜひ私のもとにも、、、
また再び巡り会えますように、、、
よし!労働がんばるか。

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