見出し画像

そこは110番なのでわ?

小さな怪奇現象

夫がふと思い出したハナシ。

ずっと前、大雨の夜に

集落から遠く外れた山の中を車で走っていたら

ヘッドライトが一瞬とらえた人影があった

まあ、一瞬だったからよくわからなかったけど

女性だったと思う

そこらは家がほとんどなくてしかもすごい雨の中だったから

車を停めて乗せてやろうかと迷ったのだけど

結局そのまま走ってしまった

1年ほど後、またそこを車で通ったのだけど

そこらには家が1軒しかなかったと。

そこの家の人かもしれなかったけど、だけどねえ…

という話を聞いた自分は思わず

「そこは110番じゃないの?」

「あ、そういう手もあったか」

シロウトが手を出していいかと悩む事案だと思うので
こういう時には110番した方がいいと思う。
でなければ#9110の警察相談センターへ
という話に落ち着いた。

そういえば
昔々、夜バスに乗って帰る途中何となく外を見ていたら
雪の積もった道路わきに
寝巻姿のおじいさんが仰向けに・大の字で横たわっているのが
目を開けたままなのがはっきりと見えて
窓の外を流れていくその光景に
ナニナニナニ!?今のナニ!?と混乱したのでござる。
自分は二十歳そこそこで携帯も無い時代。
まあ、そこは幹線道路だったし時刻もそう遅くはなかったし
いやでも人通りがあって、誰かが通報したと思う。
交番も近くにあったし。
だけど
今思い出したら、これは迷わず110番だったわ(震
バスの運転手さんに言えばよかったんだ。
(運転手さんにも見えていたと思うけど)
(え、見えていたのは自分だけとか?)
(やめてー)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?