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#8 ドッグトレーナー直伝!【ペットホテルの選び方④24時間有人ホテルの選び方

今回は【夜間有人、24時間スタッフ在中のペットホテルを選ぶ際には〇〇に注意!】
という内容でお伝えします。

最近は「24時間スタッフ在中」「夜間有人」のペットホテルも増えてきましたね。
日本のペットホテルは、残念ながら未だ「夜間無人」のホテルが多いです。

「夜間無人」と「夜間有人」
これは、色々な面を見ても、「夜間有人」の方が安心ですよね。
デメリットがあるとしたら、値段の部分です。

夜間に人を置くという事は、
無人のホテルよりも人手が必要になり、
人件費はもちろんのこと
夜間のわんちゃんの管理を任せる人材の
育成に時間も費用もかかります

となると、【夜間有人】のホテルは
必然的に【夜は人が居ない】ホテルよりも
値段設定が高くなります。

オーナー自身がその場所に住んでいる、
などという場合ですが
それにしても値段設定は高めになると思います。

【夜、人が居る】ホテルと【居ない】ホテル
確実に【居る】ホテルの方が安心だと思いますが、

【24時間スタッフ在中】と言うペットホテルを選ぶ際に、
ひとつ確認していただきたい点があります!

それは【防災対策】についてです。

私は以前、
ペットホテルのオーナーをしていましたが
東本大震災を機にかなり意識が変わりました。

あの時は金曜日のお昼でしたが、お泊まりワンちゃんもいて、
その日に帰れたわんちゃんもいたのですが、
飼い主さんと連絡が取れず、後日帰った子もいました。

その後で実は、急遽国外退去した外国の方のわんちゃん達を5~6頭、
数週間に渡りお預かりすることになりました。

余震が続き、お迎えもいつになるか分からず
そんな中、私ともう1人のスタッフが入れ替わりで泊まりましたが

余震の中、
考えたことは「この子達を全員連れて避難できるか」という事でした。
ほとんど全員、大型犬だったのですよね~

当時は二階建てのプレハブ施設で、
僅かながら外にドックランもあったので、
犬たちを運動させたり
室内が危ない!となったら外に移動したり
する事も出来ました。

私のいる地域は震災の被害は
それ程受けなかったのですが、
その後8月に仙台に被災犬のボランティアに行った時に震災の凄まじさ、
悲惨さを如実に感じました。

災害現場においては、人命救助が1番です
そして、ペットは同行避難が基本であるといわれていますが
避難所に入れるか入れないかは、
その避難所毎の判断になります。

ペットホテルが被災したとき、
オーナーがスタッフにどのような指示をだしているか、
確認されたことはありますか?

緊急時の避難経路、避難の方法、避難場所、備蓄品、連絡手段……

東日本大震災のような大規模災害は、
無いにこしたことはありませんが、
地震、台風、大雨、火事、停電……
何がいつどこで起きるかは分かりませんよね。

夜間有人のペットホテルであっても
窓が無かったり、施設の出口から遠い、
エレベーターや非常階段を利用しなくてはならない上の階だったり
する場合の避難経路など
また、収容頭数とスタッフのバランスは大切です。

例えば、【24時間スタッフ在中】でも、
収容頭数100頭に対して夜間スタッフが
5人、とかだと心許ないですよね。。。

【夜間無人】ホテルであれば
尚更、何かあった時に
誰が、どくのくらいの速さで
現地に確認に来ることになっているのか?
は是非とも確認して頂きたい所です。

また、災害時は人もわんちゃんもパニック状態です。
そんな中で的確に、
全てのわんちゃん達のケアができるスタッフが揃っているのか。

仮に避難が必要になったとしたら
どのようにして、何処に避難をするのか。

考えたらキリがないですし
すべての不安要素をパーフェクトにカバーする
ペットホテルは、なかなか無いと思いますが

ご自身の中で「譲れない点」がある場合は
そこを基準にかんがえると

ペットホテル選びの起点になるかもしれせん!

次回は【ペットホテルの選び方最終回!
他のわんちゃんと交流できる事は必要?】
をお伝えしたいと思います。

【人生は、運と縁とタイミング】 ここまで読んで下さったアナタに感謝✨ ご縁にありがとうございます🤗

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