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#99.「ボールを持ってくる犬・持ってこない犬」~テンションが高い犬編

こんにちは!
15年以上【犬の保育園】の先生を行っている尚ちゃん先生と申します。

さて、【ボールを持ってくる犬・持ってこない犬~教え方のコツ】についてお伝えしているシリーズ最終回!

テンションが高すぎる子、おもちゃが好きすぎる子

については、対象となるおもちゃを良く選ぶ必要があります。

個人的には「持ってきて」で使うおもちゃは、どちらかといえば平凡な、
一人で遊ぶにはあまり面白くない、例えばテニスボールなどがいいと思います。

ピーピー音がしたり、特殊な音や動きではないもの、です。

特におもちゃが好きだったり、テンションが高い子は、新しい珍しいおもちゃを目の前にすると「持って帰る」という共有の理性が吹き飛び、自分で遊び始めてしまうからです。

よく飼い主さんがやりがちなのは、

「新しいおもちゃで遊ぼうと思って投げたら、持って帰ってくるどころか渡してくれない」

ということです。

何の変哲もないそのボールを持って帰ってきてくれたら、特別すきなオモチャで遊ばせてあげましょう。

その時には「持ってきて」はつかわないように!!

ただし、受け口の子、マヅルの短い子には、丸いボールは咥えづらいので、咥えやすい突起や、形状のもの、やわらかさのものを選んであげてください。

興奮しやすい子やパピーにはこの「もってこい」を教えることで、自制心や興奮のコントロールができやすくなります。

ただ、投げて持ってきてもらうよりも、最初に振り回したり、引っ張りっこをして、少し遊んでから投げ、反対方向に走ればすぐに持ってきてくれるようになります。

持ってきてくれた時には褒めて身体を拘束するように抱えてなでて、動きを止めます。

ゆっくりと口もとのボールに手をかけて、その手を自分の体につけて固定し、ここでも犬が引っ張れないように固定します。

犬の興奮はたいがい、動きが止まれは収まります。

犬が放したときにはたくさん褒めて、また投げてあげるのですが、
この時にきちんと目を合わせる、一度落ち着くことができたら最高です。

飛びついたり、吠えたりしている間に投げてしまえば、興奮はますます激しくなりますので。

「お座り」をあえて言う必要なく、最初は目を合わせてくれたら。
次は動きが止まったら。次はお座りができたら。
「よ~し、もってきて!」と言って投げてあげましょう。

そして「もう終わりにしよう」というのは犬の都合ではなく、
飼い主さんの都合で終わらせてくださいね。

「犬に都合のいい飼い主」にならないように。

最後は「おしまい」と言う終わりの合図で「もってこい遊び」は終わらせ、替りに好きなおもちゃや、おやつと引き換えに終わらせましょう。


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