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#84.犬の【怖がりな性格】はしつけで治る?①~「怖がり」の正体3種類

こんにちは!
15年以上【犬の保育園】の先生を行っている尚ちゃん先生と申します。

さて、前回は「犬のおやつのレベル分けの実践」についてお話をさせていただきました。

今回のテーマは、

ご質問「怖がりな性格はしつけやトレーニングで治るのか」

ということを掘り下げていきたいと思います。

ワンちゃんの性格の中で、「怖がり」はよく聞く性格です。

正直・・・・・

「うちの子、怖がりなんです」と言われたとき、トレーナーの立場としては、「うちの子、乱暴で騒がしいんです」よりもはるかに警戒心を抱きます。


「怖がり」という言葉には、
実は飼主さんが思われているよりも多くの「懸念事項」が含まれています。

飼主さんが何をもって「この子は怖がり」と思われるのか。それを正確に、検証するところから、全ては始まります。

今回は、

「性格的に臆病・神経質な子はストレスを負いやすく、そこから体調を崩すきっかけになる場合があるので、日頃のトレーニングやしつけによって、ストレス耐性を作ることが出来るか?」


という素晴らしいテーマをいただいたので、

そのような性格のワンちゃんたち、飼主さん達に気を付けて頂きたい事をお話していきたいと思います。

私自身の解釈は、

《怖がり・臆病》はある程度の「その犬の性格・持って生まれたもの」だと思います。


なので根本的に難しい部分があります。

たとえばほんの3~4ヶ月から「この子はちょっと怖がりかもしれない」と思うような部分があれば、それは大きくなったら確実にその特性は強化されて行きます。

《怖がり・臆病》な子は「トラウマ」を抱えている場合もあります。

それは幼少期の強い恐怖から、生命を脅かされるほどの体験が引き金になっているものです。

「トラウマになった体験」そのものではなくても、似たようなもの、連想されるものがその恐怖を引き起こすことはよくあります。

例えば、目に見えない、匂いや音といった刺激でも、その引き金になる事が十分あります。

本当に強いトラウマは、解消することに非常に労力を伴いますし、そこ踏み入ろうとしたときには攻撃行動などの反発を招く場合もあります。

見極めが大事ですし、時には強いトラウマには触れないように状況や環境を整えてあげる事も大事だと思います。

トラウマに関しては、乗り越えるためにはかなりの努力を要します。
もし、年数がたっているものであればなおさらです。

「トラウマ」と少し違うものとして「社会化不足」があります。

「社会化不足」というのはすなわち、

「経験不足」から来る、正体不明なものについての恐れ。その結果の《怖がり》」

というものです。

この場合は、「怖がり」は年齢とともにいろんなものが「怖く」なっていきます。

「怖がるから」「嫌がるから」の度合いを測ることはとても重要です!

いかがでしたか?

今回は「怖がり」の正体3種類
・持って生まれた性格・気質
・「トラウマ」
・経験不足・社会化不足
をご紹介しました。

次回はこの3種類について解説をしていきたいと思います♬


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