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ap bank fes 2023:夏フェス人生初参戦、ボクにもできた!

そもそものきっかけ

きっかけは24年来のママ友、いえ、今やズッ友とのLineでした。会う計画が結局タイミングを逃し、残念だったね、またね、で終わる筈だったその時、彼女はミスチルファンかもとひらめいて、思い切ってフェスへお誘いしてみたところ、思った以上にノリノリな展開に!音楽友達という訳でもなかった友達と、友達とはいえ時間や空間の距離があったにも関わらず、お互い初体験の夏フェスに乗り込むことになろうとは!(この歳で!)ap bank fes は、環境という大きなテーマがあり、子連れで楽しめるよう設計されたフェスで、大人も参加しやすいかなと思ってのことです。

旅の計画

とは言え、お誘いした私も、つま恋がどこかも知らないとこからのスタートですから、ツアーの利用が無難と早々に結論しました。大阪発のバスだと家から始発で行くことになるうえ、長時間のバス移動でもあり、いっそ名古屋前泊で名古屋発のツアーを選択。帰りは最終便に間に合うのか不安ありの名古屋ー新大阪の新幹線です。前泊は名古屋駅前1分のホテル。
結果的にはベストな選択だったような気がする、スムーズな移動が出来ました。帰りのバスは一番に名古屋駅へ出発する便に乗れるよう、早めに集合場所へ移動、一番前に座って一番に降りる作戦でした。

会場へ、そして開演まで

前泊の一日は、名古屋で待ち合わせ。お昼を食べて、豊田市美術館へクリムトの「オイゲニア・プリマフェージの肖像」に会いに行きました。
名古屋駅では集合場所の確認(噴水のない噴水広場。噴水どこ?と右往左往する私と、あれは噴水が撤去された跡に違いないと、道路の工事跡を見つける友)ベストなロッカーの位置や、帰りの新幹線の切符を買っておくべきか、冷凍ドリンクはどこで買えるかなど、事前チェックも万全に。おかげで当日の朝は予定通りの行動で無事バスに乗り込みました。ただ、コンビニの冷凍ドリンクは既にかなり減っていて、みんな考えることは同じということに改めて気がつきました。冷凍ドリンクは夏フェスの命綱のごとく頼りになるアイテムで買い逃したくないので要注意。

10時頃に会場に到着して、チケットを見せてリストバンドを貰います。
その時点で既にライブエリアの場所取りに並ぶ人は並び始めていましたが、
立ち見エリア場所取り禁止とも聞いていたので、我々はフードエリアに向かいました。開演の2時間前くらいまで、グッズや雑貨のお店チェックや腹ごしらえと暑さをしのげる場所での休憩をして過ごしました。ゲットしたフェス飯は、カモのローストのおこわ、小エビとカニのおこわ、削りいちごといちごのグラニータ。たっぷりの削りいちごはデザートでもあり、野菜不足を補う役割も。おこわはボリュームたっぷりで、刻んだ高菜の入ったおこわに厚切りの鴨が5切れも載っていて、しかも柔らかくてジューシー。こんなに柔らかでぷりぷりな鴨は初めてでした。エビとカニは塩味でうま味の効いたさっぱり味。二人がおこわといちごに分かれて並んだので、長時間の行列はしなくて済んだ感じです。量が多かったので途中休憩してライブエリアに移動する前に残りを完食しました。

携帯使えない

会場の地図を見たいと思っても全然開けないと思ったら、アンテナゼロ本というか停止マーク。楽天電波来てないじゃん!折角充電対策もしてきたのに意味なかった。Paypayも無理。アクセスツアーの電子チケット使えるのかなと不安になりましたが、バス乗り場では大丈夫でした。通知が何度か入ったので、たまに少し繋がるみたいでした。会場の地図を写真に撮って場所を確認しましたが、必要な情報は事前にプリントアウトが最強。

ライブエリアへ

いよいよ初めて見るライブエリアに移動。レジャーシートを敷いて座れるゆったりエリアはすり鉢状の会場の斜面も含まれていて、こちらはシートを敷いて場所を取った上でフードエリアに行った人が多かったと思います。スタンディングエリアのブロック毎の前、端など見やすそうな場所には既に座っている人、荷物を置いている人など。ライブ開始前までは日傘で日を避けることはOKでした。ブロック割はチケット発券後もなかなか発表されなくて、過去の画像から前列の可能性あると期待もしていたのですが、結局後ろの端っこでした。一応持って行った双眼鏡、うまくピントが合えばまあまあ顔も見えたのですが、動く人の隙間からなので、そうなるとゆったりエリアが正解なのか?と思わなくもないです。

午後3時開演から終演まで

各アーティスト間の休憩時間は20分。トイレやドリンク購入をその時間内に済ますのは難しいのかなと思います。また、途中、もっと詰めてとスタッフに促され、暑い、見え難いなど環境悪化。
それにしても、あんな野外でフォーンセクションとストリングスの入った豪華バンドサウンドで、最高の歌い手の唄を聴けて、本当に良かったです。あの広い野外の会場でいい音で演奏を聞かせてもらえるのは、色々な技術や知識の蓄積の賜物なのでしょうね。
また、チケット入手困難なミスチルが生で見られるチャンスでもあるようでした。桜井さんの歌、本当に上手くて、「よく来たね」「糸」そして宮本浩次とのデュエット、「東京協奏曲」は私のハイライトでした。(宮本さんの歌いだし、イントロが流れて「?」ってなって、「もう一回」となって、やり直し回ではめちゃくちゃ入りが分かりやすいイントロになって、瞬時に分かりやすく変えたのか、一回目が何かの間違いだったのか、謎でした。)

宮本浩次with bank bandは、エレカシの鉄板の2曲をエンジン全開で歌い上げて会場を支配したうえで、季節も全体の流れからも、どうかと思われる「冬の花」をなぜかぶっこんで来て、歌唱力でねじ伏せてました。闘う男。

帰路の思わぬトラップとは

終演後はエリア毎の退場規制が掛かってしまうので、最後まで聴かずにブロックを出ました。帰りのツアーバスの駐車場はかなり離れた場所で、徒歩何分とか事前に教えてくれと思いました。バスの一番前の席で出発を待つ間、ライブでハイになった私は、先に出発する向かい側のバスに手を振って、誰か振り返して~と思ったけど誰も見ちゃいない。すると次に出発したバスの中から数名の方がめっちゃこっちに手を振ってる??空しく手を振っていた私に気づいていた人達なんでしょうか?分かんないけど、嬉しくて手を振る私。「バイバイ、気を付けて~」
連休初日ですが、渋滞は全くなく、名古屋駅には予定の時間に到着。予定通りロッカーの荷物を出し、チケットも余裕で窓口で買えて、最終より3本前ぐらいに乗り込むことが出来、もう100点満点の大満足でした。それなのに、新大阪駅でJRのローカル路線が事故で止まっておりまして!駅のアナウンスってどうしてあんなに分かりにくいのですかね?めちゃくちゃ重要なことを伝えているはずなのに、一生懸命聞いても何を言ってるのか分かりにくい、分かりにくい。まさかの最後の最後にひどいトラップがあって、ケチを付けられた気分ではありますが、できればそのことは忘れて、素晴らしかった一日のことだけ記憶に残しておきたいと思います。私鉄の最終に間に合う時間に大阪駅まではJRが動きました。ウチに帰るまでがフェスと言いますが、私にも出来た!ありがとう!!

補足:夏フェスにあって良かったもの

連日の猛暑にも関わらず、ap bank fes 2023の初日は、曇り、数回小雨がぱらつき、たまに結構な青空が広がり、ただ気温は30度には至らず、風がかなりあり(日傘が何度もひっくり返るくらいの強風も)、ありがたいことに爽やかさも感じるほどの天候に恵まれました。宮本さんも「暑くもなく寒くもなく!」って言ってた。
そんな中でも、前述のとおり、凍ったアクエリアスは飲む、冷やすに活用できる必需品。そして、汗拭きシートも、あって良かった。Tシャツの首や袖、裾から手を入れながら、汗でべとべとしたカラダを拭けば、少しの風が吹いただけでも涼しくなって快適。男性ならさらに遠慮せずにガシガシ拭けるでしょうから絶対お勧め。そして、アームカバーも絶対あった方がいいです。UVカット、冷感、速乾とかの機能があると嬉しいと思います。日傘も遮光・遮熱タイプがあるとかなりしのぎやすいです。帽子、タオルは基本中の基本。またアルコールは脱水の原因になるので、今回は飲酒はしませんでした。ライブ終了後はフードをゲットする時間もなかったので、バスで待っている間にお腹が空いてきて、そんなこともあろうかとリュックに入れていた「一本満足バー」が役立ちました。
穏やかな気候でも体調を崩す人を見かけましたので、油断せず、各自、体力、体調に応じた対策で安全にフェスを楽しみましょう。




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