他人の話をするかのように母について語る自分
私が自身の毒母と自分を切り離して、自分の人生を手に入れることができたのは、確実に良いカウンセラーの元でカウンセリングを受けたからだと思う。
それが無かったらきっと今でも路頭に迷っていたと思うし、自分の人生に絶望していたと思う。
今は母のことは、嫌いでもなく、好きでもない人で、興味がないので、会いたいという気持ちもない。
それは物理的にも、精神的にも離れているからだと思うので、同じ家に暮らしていたら今の心理状態でいられるかは分からないけれど。
先日、デニーズへ行った時に、サンリオピューロランドの優待券を見つけた。
彼がキティ好きなので、その優待券をもらってきた。
ふと、子供の頃を思い出したので、彼に話した。
「家族で昔サンリオに行ったんだけどさ、その時私も妹もすごく小さかったの。それで母親がさ、サプライズしようとして「今から歯医者に行くよ」って言ってきて、私、歯医者が大嫌いだから車の中でギャーギャー文句言ったりして喚いたんだよね。でも景色がなんか可愛くなっていって母が嘘ついたことに気付いたんだ。っていう思い出し。」
この話をしみじみと話すというより、かるーく話してる自分がいる。
それはそれ、これはこれという感じ。
毒親育ちで精神的に離れられてない人って、親に良くしてもらった時のことを計算に入れて、毒親を総合評価してると思う。
だから親を責められないどころか、自分責めしてしまう。
自分責めしてしまいそうな時のヒーロー的な存在が自尊心だけど、そこも毒親育ちはもれなく低かったりする。
今の私は良くしてもらって当たり前、その反対をしたならばてめーなんか親じゃないと思ってるレベル。
この時は私に優しくしてくれてありがとう母さん。
でもこの時は私に酷いことしてくれたね、反省しなさいこのクズ。
っていう感じですよね。
今度それが家族だけじゃなく、会社での人間関係でも応用できるようになる。
だから今とっても楽に生きてます。
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