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「中医学×アロマセラピー」のはじめの一歩をくれた本。

こんにちは。

そういえば、と思い出しました。
13~4年ほど前でしたか、このような書籍を見つけて衝動買い。

「漢方」じゃなくて「中医」というところがミソです。

わ~。
これは私がやりたかったヤツだけど、漢方じゃなくて中医学なんだ・・・
素直にそう思いました。
何ていうか、何だか苦手意識があり(似て非なるものです)。
それでも興味津々で手に取ってざっと目を通したところ、

《「経絡」のツボを刺激して全身のバランスを整えるマッサージ》が
いわゆる中医アロマセラピーのツボ経絡トリートメントだと言うご説明。

ほほぅ。ますます興味津々。
今でこそ「漢方アロマ」と言う分野を立ち上げていらっしゃるアロマセラピストさんもおられますが、この頃はまだこの手の書が世に出ること自体珍しくてですね、

漢方好き、アロマ好きの私としては居ても立ってもいられなくなり
即、講座に申し込みをしました。相変わらずの新しもん好きです(;^_^A

中医学では、体質を見たてて治療法を決める「弁証論治」というものがあるのですが、その「体質を見たてる」弁証論治には柱となる次の4つがあります。
◎陰陽学説
◎八網弁証
◎気血津液弁証
◎五臓六腑弁証
この書籍では定位(病気がどこで起こっているか)を知り、そのトラブル状態を「陰陽学説」と「八網弁証」「気血津液弁証」に基づき説明されています。

ここだけ読んでも東洋医学好きの私としては超おもしろい訳でして、
その人がどのタイプであるかによってトリートメントに使う精油をチョイスしていくんですよね。

この本に紹介されている五行分類された精油たちは、
当然のことながら先日記事にしましたガブリエル・モージェイ先生の「スピリットとアロマテラピー」に於ける精油の五行分類とほぼ同じです。
ガブリエル先生は、その分類方法を「芳香」で分けると仰られたのですが、
この書の著者である有藤文香先生はそうではないような・・・特に記述がないので何とも申し上げられませんが、もし違うベクトルからの視点であるのなら実に不思議な合致と言えます。全ては繋がっているのですよね。
東洋思想の奥深さ、ますます面白いです。

有藤先生が立ち上げられた「Xiang」というアロマセラピーブランドの五行ブレンド精油がありましたが、講座を受けると教材として一緒に送られてきます。(現在は確認しておりませんので不明ですが)
どれもそんなにインパクトのあるブレンドではありませんでしたが(失礼ですみません)「木」のブレンドの香りが好きだったな~と思い出しております。

やはり私は「木」に偏りがある人です。
宿命にも「木性」が多くて「肝」に弱さが出るのですよね。
ユズとかオレンジとか本当に好きなんですよ・・・

生まれ持った宿命からそんなことまでわかるのも面白いですが、
これもみんな陰陽五行の世界で繋がっているから。
東洋のものと言うのは少なからずどこかで繋がっていて、
もっと言えば自然界のものと言うのはも天空も地上も全てが繋がっているんですよね・・・。

中医アロマのお話しから壮大なお話に飛んでしまいましたが、
どうしても私はこの世界観から離れられないようです。

中医アロマの「おうちセラピスト」講座を受講しました。
ツボや経絡、精油の五行分類はとても勉強になりましたよ。

弁証論治、もう殆ど覚えていないんですが、
また少し本を読みなおしてみようかな・・・。

漢字が嫌いじゃなくて良かったと思っています(笑)
嫌いだったら東洋の学問、絶対無理ですもんね(;^ω^)

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