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「漢方初心者さん」向けの2冊をご紹介します。

こんにちは。

今日は暑かった。
名古屋は最高気温が33℃を超えてエアコンが恋しい季節となりました。

ガマン大会をしている訳ではありませんが、
何故か意地になってエアコンなしで一日過ごしましてね。

陽が沈んでようやく風が心地よくなってまいりました。

しかし蒸し暑い・・・
今夜もきっと寝苦しいのであろう・・・

さて、
小難しい漢方の書を何冊も持っておりますが
たま~にホッとするような初心者さん向けの漢方本が読んでみたくなります。

その小難しい何冊かの書はほぼ趣味で集めたのですが、
まぁ難解ですので(所詮素人ですゆえ)
半分ぐらいよくわかりません(笑)

よく解らなくてもそこから紐解いていきたいって言う
めんどくさい性格だもんですからね、

それはそれで自己満足なんです。

で、今回ご紹介するのはこの2冊です。

「意思がすすめる漢方生活」
「漢方的おうち健診」

「医師がすすめる漢方生活」
は、お二人の女医さんがお書きになっています。
女性目線色が濃いので、
1年を通じて女性の体がどのように変化して、
それに応じてどのように養生すれば健やかに暮らせるか?
東洋の智慧と西洋の智慧を上手いことミックスしてふんわりと書いています。

この「ふんわりと」っていうところ、ミソよね(*‘∀‘)
もちろん良い意味で捉えていただければ結構です。

漢方は四季の解釈がとっても大切です。
東洋の学問は漢方に限らず、全てが同じ理論と理屈。

季節も体も全てが繋がっています。

色々な角度から漢方初心者さんにわかりやすく書いてありますので、
漢方を、と言うよりも養生法を知って
日々の生活に落とし込んでいくには参考になる一冊かなと思います。

「漢方的おうち健診」
は、漢方薬局の三代目としてお生まれになった
櫻井大典さんと言う「漢方家」が書かれている書です。

漢方家・・・
薬剤師と言う標榜がないが、薬剤師さんではないのだろうか・・・
まぁいいか。国際中医専門員A級資格というのをお持ちだそうで。

中医学を学んだお方らしく、
見方はやはり「中医学」的。
*敵視している訳ではありません、念のため。

日常的に自分の体をチェックして
日々の変化を見逃さない事こそが、

病を未然に防ぐ=未病の段階でバランスを整えられる
ってことなのでしょう。

それ、大事ですね。

漢方養生指導士のお勉強をした後で
「舌診」や「脈診」の単発講座をオンラインで受けたこともあるのですが、

・・・わかりにくいですよね。
いや、講師の先生がダメって言ってないです。
そういう意味じゃなくて
こういうのって、実際に体験してみないとなかなか腑に落ちないと言いますか、わかりづらいです。

そこが漢方は「経験医学」たる所以です。
いくら机上で学んで知識を完璧にしたところで、
人の体と言うものは100人100様。
ビックリするぐらい教科書通りにいきません。

ま、そんな素人のウンチクは置いといて。

この書は
「なんか舌がこんな色になってるけど何?」とか
「目の周りの色がいつもと違うけど何?」というように、

日々自分の顔や体をチェックして、
それに対応する養生をすると良いよ~的な

健康チェックの字引き書という感じです。

不調を感じ始めた時に
もっと言えば知識としてなんとなく頭に入れて
「そういえばこんな時はどうすればいいんだっけ?」となった時に
お役に立ってくれそうな一冊かな?と思います。

リーズナブルなお値段で
結構なところまで細かく書いてあるところも良きですよ(`・ω・´)b

私は自分がこれまでの人生で数々の体調不良と向き合ってきたお陰で、
自分や家族の不調は殆ど自分の判断で漢方薬をチョイス出来るようになりましたが、

本当に困るのは
家族が私を頼り過ぎて自分の体のことをわかろうとしないことです。

不調を訴えれば漢方薬が出て来ると思っておられます。
それではいつまで経ってもダメなんですよね。

不調や病を治すのは薬でも医師でもなく、自分です。
あーもぅ自分で言ってて耳が痛いけど(笑)
私も以前はそうだったからね。

まずは自分の体の声が聴けるようにならなければいけません。
それの第一歩として、
「養生する」ということは大切だなと思います。




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