育った環境は将来に影響する
こんにちは。さなぎです。
「あなたは小さい頃、どんな大人になりたかったですか?」
わたしは自営業をしていた実家の影響からか、卒園アルバムに『〇〇やさんになりたい』と書いていました。
〇〇は実家で営んでいたお店のこと。
跡を継ごうと思っていたみたいです。
まぁ当時6歳の考えること。
たぶん深いことは何も考えてなかったと思います笑
今わたしはフリーランス。
自営業をしています。
不思議ですね。知らず知らずになっていました。
周りからは「なんか商売のこと感覚で理解しているよね」と言われます。
うむ。言われてみればそうかもしれない。
宣伝のタイミング
接客する時の雰囲気
言葉選び
閑散期の過ごし方
将来を見据えた動き
幼少期から実家を見てきたからこそ、なるべくしてここまできたのかもしれません☺️
今回は育った環境の影響の大きさについてお話していきます。
ぜひ最後までお付き合いください。
育った環境は大きい
夫とわたし。
年齢も育った地域もほぼ同じ。
でも環境は違います。
夫はよくあるであろう会社員の家庭で育ちました。
弟・妹に比べお勉強が出来たらしく、わたしが出会った時に彼は隣町で一人暮らしをしていました。(今思うと「ちょっと難しい子だったのか?」と推測🤣)
初めて彼の実家に行った時のウェルカムな雰囲気。
正直びっくりしました。
「年末、餅つきにくる?」と言われ、20歳の時に参加。
そこでみんながおじいちゃんをいじるいじる。
そんな雰囲気にもびっくり(わたしは祖父の部屋にノックして「失礼します」と入るような環境)。
しばらくして結婚。家庭を築いたわたし。
初めの頃土日の使い方を知りませんでした。
自営業家庭は土日はお休みではありません。
大型連休なんてものもありません。
「ねぇ、なんで土日なのに仕事入れるの?」と夫に聞かれたことがあります。
わたしには自然なことなのですが、そうか彼は違うのか。
ちなみにわたしが育った環境はこちらの記事でどうぞ。
もう1つエピソードがあります。
夫、自己肯定感が高いんです。
お義母さんは「勉強しなさい」は言ったことがないらしい。(その後聞くと、夫がそれで良かったから下2人に声かけせずミスったとのことですが笑)
夫の行動を見ていると「自分で決めたことは責任を持つ」という雰囲気があります。
わたしにはそれもまた新鮮でした。
対してわたしはというと。
小さい頃からちょっと出来たことで、期待されまくって育ちました。
97点をとっても残念がられる。
妹の80点には家族みんな盛大な拍手。
他のことも失敗したら幻滅される。
妹はちょっと出来たらみんなの盛大な拍手。
こんなんじゃやる気がなくなります。
中学受験も失敗への恐怖から放り投げました。
高校受験も失敗への恐怖からヒヨって確実に受かる高校に逃げました。
失敗が怖くてずっと逃げている。
家に帰ったら帰ったで毎晩のように家族が大喧嘩。
大抵の理由は前回の記事にした「祖母の小さな嘘」。
「その場がなんとか収まればいい」
このせいで後に大きな問題になって返ってきていた。
父は婿養子で立場が激弱。
母は祖父と戦うもねじ伏せられる。
祖母、大号泣(泣くな!あんた原因や!)。
祖父、そんなことで怒るな!
こんな状態がずっと続いていたのです。
自営業だから仕方ない部分もありますが、子どもに見える場所で喧嘩はするものではありません。
ね。自己肯定感が上がる要素がない😂
こう思うと育った環境って大きいなぁと常々思うのです。
会社員の父、フリーランスの母
そんなこんなで環境が真逆な私たち。
働く環境も違います。
夫は大企業の会社員。
年収は高め、休みも安定。
わたしはフリーランス。
売り上げは上がったり下がったり。
家族優先の働き方にしている。
うまく噛み合って協力体制を取れているなと自分でも思います笑
それもそのはず。
わたし自身が『歴史は繰り返さないぞ』と強く思っているから。
会社員とフリーランスの違いを考えてみましょう。
会社員の最大のメリットは「基本的に給料が保証されている」。
フリーランスの最大のメリットは「全ては良くも悪くも自由」。
どちらがいいとか悪いとかではありません。
要は”家族は協力してナンボ”ということ。
お金は夫のが何倍も稼いでいます。
フリーランスのわたしは仕事で使える部分は積極的に使い、なるべく家に残すシステム(もちろん常識の範囲内で)。
貯めたお金は夫が運用し、単位をなるべく大きくして家族のために増やす。
わたしは家族のサポート重視。
帰ってきたら「おかえり」と言いたい。
家事全般担当するけれど、昼間はゆっくり過ごせる。
この背中を見て、息子がどう感じるか。
それは彼にしか分からないですね。
自由とお金。
本音を言えばどっちも欲しいなぁ笑
いかに選択肢を広げられるか
息子にはたくさんの選択肢をあげたいなと考えています。
留学してもいい
県外に出てもいい
大学は卒業した方が何かといい
会社員でもいい
大企業じゃなくてもいい
自分の人生だから、やりたいことを思う存分やればいいのです。
どうやら恋愛願望も結婚願望もない。
そうなると“お金“の面は少々心配なので、自己投資を含めた投資についても日々伝えています。(中学生ですからまだ将来は分かりませんけど)
N中等部では数年先の先輩の話を聞けます。
彼らは口を揃えて「最低限の勉強はしておこう」と言います。
面白いくらいみんな同じことを言います。
どうやら中等部時代エンジョイしたツケがきているらしいのですが笑
息子に関してはその部分は真面目にやっているのでまぁヨシ。
高校卒業後の進路説明会もありました。
思ったより大学進学率が高いのはちょっとした安心材料。
通信制の大学も近々開校予定。
そこに入学するかどうかもまた自由。
わたしたち親が出来ることは『選択肢をより多く準備すること』。
その上で会社員をしながら副業するスタイルだっていいし、起業するのもいいと思うんです。
ただ規模が小さいながらに起業している身としては「起業は大変だよ」とも思います。
でもそれも含めて彼が決断したらいいんです。
頑張って頑張ってダメなら…最悪、私たちは手を差し伸べるでしょう。
失敗出来るのは若さの特権。
学生時代にいかにたくさん失敗できるかは大切なこと。
学生時代の挑戦はノーリスク・ハイリターン。
親としてはもどかしいですが、彼の目指す未来を見守ることにしましょう。
今回はここまで。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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