![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142037104/rectangle_large_type_2_fe17e520778a63b6ca089cf7272b682b.jpeg?width=800)
「ミッシング」は胸糞映画と一言で片付けてはいけない。
こんばんわ、マーガレットです。
先日話題の「ミッシング」を映画館で見てきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1716808590420-boCcfKDYIJ.jpg?width=800)
Tiktokで映画の見どころとなるシーンの予告編を目にしたことがきっかけで
「石原さとみが、すごいことになってる」という印象を持って気になっていました。
私は映画館で映画を観るときは、あらすじを軽くみてから行くようにしています。あんまり調べないようにしてる…
とはいえ、前日にtwitterで映画の感想を書いてる人がいて
この映画は最悪・気分が落ちる
ダンサーインザダーク並みの胸糞映画
とコメントしている人がいて
「まじか…」と少し怖くなったのです。
私の人生で見たトラウマ映画ベスト3が
1位「ダンサーインザダーク」
2位「ミッドサマー」
3位 なし
なので、3位に「ミッシング」がランクインするのか…と思いながら
映画館の席に座りました。
:感想:
えっと、これは「胸糞映画」という一言で片付けてはいけないと思いました。
全然胸糞ではないです。
題材は悲しいお話です。けど、胸糞とかそういうのとは違う。
ちょっとネタバレかも。
後半部分涙が止まらなくて、それは悲しみではなくて
主人公・沙織里の「少し落ち着いた心」に涙したのです。
オレンジ畑でオレンジをみて「綺麗…」
娘の美羽が海で拾ったガラスが光に反射して虹が出来てる時の
沙織里の表情が、もう、なんとも言えない。
主人公の沙織里は、最愛の娘が失踪して、そこから壊れていくんでですが…
みなさんは、壊れていく人を間近でみたことありますか?
私はあります。
だから気持ちがわかるとかではないのですが…
これは「映画」と思ってみないと、気が気じゃなかった。
私はシナリオスクールに通ってシナリオを勉強しているのですが
この映画のシナリオの「余白」がすごくよかった。
そして全て意味のあるシーン 余白はあるけど、無駄はない
素晴らしい映画だと思いました。
(シナリオ、すごく勉強になった)
こうは言ってますが、苦しいシーンもありました。
脳に焼きつくぐらい、苦しいシーン
(イタズラ電話のシーンね)
あれ、本当にみていて辛い。
最初から最後の沙織里の「心の変化」「周りとの関わり方」
の変化が、不器用で、それが人間的で、偽ってない姿が本当に
よかったです。
弟との関わり方、旦那さんとの温度差があると思いきや…
一言で、どうって言えないです。
本当に素晴らしい映画なのでみてほしい。
私が今まで見た邦画で大好きな作品だと思います。
ミッシング
https://wwws.warnerbros.co.jp/missing/
おわり