「終了～～～！」の掛け声

長年、紙の新聞を愛読しています。でも、年々、電車の中で新聞を広げる人の数は減少中。かつて私は「車内で新聞を読むのがヒンシュクになる時代が来るかも」と冗談で言っていたのですが、そのような気がしなくもない昨今です。

一方、紙新聞だけでなく、仕事柄、ネットで最新ニュースも頻繁にチェックしています。刻々と変わる情勢について新しい情報が入るのはありがたい限りです。

ただ、ネットのニュースというのは、こと私の場合、注意を要する部分があります。それは、

「ついつい暗いニュースを追いかけてしまう」

ことがあるからです。CNNの放送通訳には出てこないであろうローカルな事件モノなどのニュースを、ついクリックしてしまうのです。しかも「心身が疲れているときに限って、特にそうしたニュースを読んでしまう」自分がいます。なぜなのでしょうか？

自己分析するに、おそらくくたびれているときというのは、難しい本や文章を読む気力がありません。他者がキラキラと輝くばかりのSNSからも距離を置きたい感じ。そうなると、手元のネット空間で残されているのは、そうした暗いニュースになるようなのですね（あくまでも私の場合ですが）。

で、それを続けるとどうなるか？

余計くたびれてしまうのです。

そこで最近は対策を考えました。

まず、そうしたニュースを読むこと自体は、別に否定しなくてもOK。
ただ、その記事を読んだら、そこで終わりにすること。
つまり、そこからさらにリンクを押してどんどん読むのは避けること。
終わる際には、「終了～～～！」と掛け声をかけること（←ここ大事）。

このようにしています。特に最後に自分への声掛けは、思っている以上に効果大です。「おしまい～、やめ～」と言ってネット画面を閉じる。それができると、かな～りの達成感で満たされます。

心がこれ以上暗くならないためにも、そして貴重な人生時間を有意義に使うためにも、メリハリをつけたいなと思っています。