2021年、今年一番の『推し』。〜トップアニメーターGOZ こと郷津春奈さん〜
思わず目が奪われた「飾る、アニメーション」
今年10月のある日曜日に足を運んだ銀座のギャラリー。
入ってすぐに目を奪われた、真っ白なキャンパスみたいなディスプレイ。
走り描いた、その手の動きまで見えるかような、細かな線が動く。動く。
風が吹いている。
髪がなびいている。
タイトル『前のめり』
描かれている少年?女性?の視線が揺るぎなく真っ直ぐで、思わず引き込まれた。
初めての「飾る、アニメーション」。
トップアニメーターに立つ、郷津春奈
そこは、映画監督・古波津陽さんにお誘いいただいた
トップアニメーター 郷津春奈さんの個展会場でした。
一般人に想起される「アニメーター」といえば、宮崎駿氏、細田守氏、新海誠氏、庵野秀明氏、と錚々たる方々がいらっしゃいますが、彼らは既に『映画監督』であって、厳密には「アニメーター」ではないそうです。
アニメーション業界を支える、アニメーターとして世界の舞台に立つ郷津春奈さんの初の単独個展でした。
私が心を奪われた最初の作品だけでなく、会場いっぱいに設置されたディスプレイというディスプレイが、「呼吸」というテーマ。
そのテーマの名の通り、デジタルなのに、体温がある。
日頃から、"いのちや全人的であるもの"に価値を置く私は、まさに「いのち」的なものに溢れる空間に、仕事に、すっかり魅了されてしまいました。
まさに、息吹を吹き込む仕事をされている郷津春奈さんご本人は、ショートヘアの青さの鮮やかさに比べて、静かな熱意を秘めた女性でした。
一言、二言話しただけで、彼女が遥かに自我を凌駕した、大きくて深い志を持って、そこに立っていることが伝わってきます。
彼女のその姿は、冒頭に紹介した作品の中の人物そのもの。
そう見えた、その一瞬で、彼女は私が今年一番に会えて嬉しかった「推し」になりました。
そして「推し」の「推し」作品、「前のめり」。
この作品を通じて、私自身、彼女とその先の世界を応援させていただくことに決めました。
12/22(水) 対談 (「推し」へのインタビュー)します!
このライフワークの共通点に心惹かれて、彼女の応援者となった私ですが、今回、縁あって対談させていただくことになりました。
といっても「推し」を応援する活動なので、この機会に彼女の真摯さ、素晴らしさをシェアさせていただく機会にできたらな、と。
対談、という名の「推し」へのインタビューになりそうです。
よかったら、イベント会場まで足を運べる方はぜひ^^
(※ 対談の様子は、後日公開されるそうです)
▶︎当日の様子はまた!
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