見出し画像

なぜ「大富豪」は「暗号資産・仮想通過」に投資しないのか?

大富豪の投資法を理解して実行するには、何に投資するのか?ということよりも先に、何に投資をしないか?その根拠は?という部分を固めることも重要です。かつての僕同様、様々な案件に投資をしまくり、増えるものがあれば、減るものもある。

その減るもので、大きな損失をくらい、トータルでは増えていない。ということになってしまうと、本末転倒です。増やそうとすることだけを考えるのではなく。失敗しないこと、減らないことを考えることが、無敗の投資家になるために重要なことです。

例えば、投資という名前でタグ付けされているものの中に。暗号通貨・仮想通貨というものもあります。2021年中旬、フランス・パリのチームに入団したアルゼンチン代表、リオネル・メッシの契約金の一部を暗号資産で支払ったと報道がありました。2,500万〜3,000万ユーロ(当時約32億〜約39億)の契約金の内相当な額が「暗号通貨」で支払われたとの報道がありました。

けれども、無敗の投資家マスターヒロさんは、暗号通貨のように、勝てる根拠の無いものを投資先として選定することはしません。その理由とは?


無敗の大富豪が暗号通貨に投資しない根拠

ちょうどメッシが契約金を暗号資産で受け取った・・・と報道されていた前後、暗号通貨市場の、時価総額が2兆円を超えたと話題になっていました。メジャーどころでは、ビットコインにイーサリアム。これらを中心に上昇、FacebookやTwitter上でも、暗号通貨にまつわる投稿をしている方が少なくありませんでした。

けれども、メンターであるマスターヒロさんはお会いした最初の頃から、一貫して「暗号通貨に投資はしない」とおっしゃっていました。その理由として、「暗号通貨・仮想通貨には 将来の価値が見えない。どうして価格が上昇したり、価格が下落したりしているのか?根拠が分からない。」とのことでした。

「コロナ禍」中、日本人の入国ウェルカム状態だったこともあり。オランダに赴きました。現地では、観光客がガラガラ、閑古鳥状態でしたので、現地在住の方を、ガイドに雇ったりしながら、オランダ国立美術館を始めオランダの歴史を勉強させて頂きました。そんな中で、約400年前にオランダにて、「チューリップ・バブル」というものがあったのをガイドさんから教わりました。

「奴隷貿易」によって、経済が急速に発達したオランダは、世界有数の経済大国になり。「土地がなければ、金を使って土地を作れば良い!我々は金持ちなのだから!」国の地形が全く別物になるほど、海、川、湖を土で埋めまくり、土地を作ったり。様々なモノが投資対象として売買されていました。投資の活動が、超活発になされていました。

ガイドさんに、チューリップと大◯(現地では合法)の市場に連れて行ってもらいましたが。オランダを中心に大流行していた投資に、「チューリップ・バブル」というものがあったとのことです。チューリップの球根が、一部の収集家や貴族の間で、高額で取引されるようになった。

それを見聞きした、一般の方々も、一発当てようと、手にした金でチューリップの球根を買いまくった。なんと、当時はチューリップの球根一つで、馬車や家が買えるほどの高値がついたとのことです。けれども、フト冷静に考えてみれば、チューリップの球根自体に、そんなに価値があるわけではありません。

単に、「チューリップの球根が 儲かるらしいよ!」という噂が噂を呼び、人々を加熱させて。価値が無いものが価値が価値があると勘違いして高騰していただけ。だから、一度一般市民が、フト我に返りその事実に気づき始めると。

チューリップ球根の買い手が誰もいなくなって、チューリップの価格が大暴落、というか普通の価値に戻る。そうしたことで、オランダでは多くの方々が、「飛んでイスタンブール」に陥ってしまったとのことです。

オランダの「チューリップの球根投資」

暗号通貨・仮想通貨への投資は、当時の「チューリップの球根投資」に酷似しています。ビットコイン、イーサリアム、などの暗号通貨も、冷静に分析すればするほどそれ自体の価値ではなく、ネット民たちを中心とした一般市民の思惑によって価値があるように形作られているからです。

さらに、今取引されている暗号通貨・仮想通貨が、これから先のミライにも残っているのか?と考えた時に、本当にそれらが残っているかどうかも分かりません。確かに暗号通貨や仮想通貨の仕組みそのものは、調べれば調べる程便利な機能盛りだくさんですし、これから訪れるであろう、仮想現実VR・ARなどの世の中では導入される仕組みであるのかな?とは思えますが。

通貨というのは、国がガッチリと抑え込むものです。今は仕組みの検証が無料でできるということで民間を泳がせている状態だけれども、最終的には国が発行する「デジタル通貨」などに組み込まれ、ビットコインもイーサリアムも、無くなっている可能性が高いです。

実際中国本土でも、こうした民間側が発行する暗号通貨が軒並み禁止されて。世界に先駆けて、法定通貨のデジタル通貨(デジタル人民元)の実用化を発表しています。米国が「デジタル・ドル」の実用化を発表した段階で。暗号通貨は、仮想なものへと成り下がります。「仮想通貨は嘘ついてませんよ。なぜなら最初から「仮想」と書いてあるじゃないか!」ということなのです。

そうした瞬間に、多くの一般市民は、今流通している暗号通貨・仮想通貨が、仮想なものであったと、気づいてしまう日が訪れます。そうした瞬間に、暗号通貨・仮想通貨は、まるで「チューリップの球根」のように、価値だと思っていたものが、泡のように弾けて消滅して何も残らなくなります。

将来的に、価値が残らない、増えない可能性があるモノに対して。投資をし続けるという「考え方」そのものが。投資家ではなく、一か八かのギャンブラーであり。無敗の投資家とは、対局にあるとも言えます。

「お金持ちになるためには・・・」

「お金持ちになるためには、お金持ちになれることだけをする」この単純明快なことを、正しく解釈できれば。本来ならば簡単に「お金持ち」になれます。だから、「お金持ち」になっている人がいたとしても。「暗号通貨・仮想通貨」のように、勝てるかもしれないが、負けるかもしれない。というモノに、大切な資金を投じることができてしまう時点で。「お金持ち」になることの大前提が崩れてしまいます。

現に僕が見てきた中でも、せっかく「暗号通貨」の最初のバブルで大儲けできたのに。その後も、「草コイン」的なモノに再投資をしまくって大暴落食らって「飛んでイスタンブール」。途中で法律が変わってしまい、再投資した分が、全て「利確&課税対象」となり、売買した分の税金が徴収されて「飛んでイスタンブール」。

そして、大儲けして脇があいた時に、全く別の案件で騙されて「飛んでイスタンブール」。「暗号通貨」の初動バブルで大儲けした方々の大多数は、たった数年後の、今日時点でさえ、「お金持ち」であり続けることができていない方々ばかり。個別面談を通しても、「あの時、仮想通貨で大儲けしたんですが・・・」というお話は、頻繁に聴くのだけれども。

今日時点でまだ、「お金持ち」であり続けている方々はほとんどいません。結局は、イチかバチかの「考え方」していること自体が、勝ったり負けたりの繰り返しで、それで結局負けます。まるでカジノのバカラのような状態から抜け出せませんので。ギャンブル依存症の方々のように、継続的に挑戦すればするほど貧乏になって行きます。

これでは、「50年無敗」どころか、「10年無敗」さえ、夢のまた夢となります。だから・・・投資家として「お金持ち」になりたければ。「お金持ちになるためには、 お金持ちになれることだけをする」何の投資をするか?の前に。どの投資を、どういう根拠でやらないのか?「やらない投資」を根拠と共に明確に持つことが重要なのです。

やはり、ありとあらゆる投資を研究しても、結局は、長期視点の米国成長株を中心とした、「株式投資」一択になります。勝とうとするよりも先に、負けないことをするのが重要。「北の株式投資大学」で、総合的に投資の知識や根拠を学んだ上で、「無敗の株式投資法」に取り組んでもらいたいと思います。

神改正「新NISA」爆誕記念「バトンタッチ大作戦」大富豪直伝の株式投資法→ https://joinnow.live/s/XVw3fU
北の株式投資大学@LINE→ https://koumei5.com/kabu_line

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?