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【雑記】大多喜無敵探検隊をAIで描いたら「不気味の谷現象」が起こったぞ!

 あー、私はこのnoteにて大多喜無敵探検隊おおたきむてきたんけんたい-since197X」という、趣味の児童文学(どこがだ!)を思い付きで書き散らかしては一人ほくそ笑んでおりますが、実は書くだけではなく、その挿絵を描くことも中々に楽しく好きなのであります。
そんな中、昨今は画像生成AIが百科騒乱でありまして、この流れにのって我が趣味の「大多喜無敵探検隊」の挿絵もAIで描けないかと思い、ひとまずは鳴り物入りのBing画像生成AI、イメージクリエイター(β版)を使い、それっぽい画像生成をしてみました。
以下、画像ばかりを張り付けていきます。

1回目の生成
まず最初はこの3枚、入力したプロンプトは「1977年 昭和52年 昭和の日本 千葉県の房総丘陵 山間の小さな町 田舎の男の子 夏やすみ 素朴 元気」です。

初っ端から中々よい雰囲気です。ただし背景の電柱の長さがもはや「塔」でございます。
ちょっと体形のバランスがおかしいですが、まだ見れる範疇です。
街並みがインチキくさいことと、この子供の背中の模様はリュックサックが原型じゃないか?

2回目の生成
プロンプトは「1977年 昭和52年 昭和の日本 千葉県の房総丘陵 山間の小さな町 田舎の男の子 夏やすみ 素朴 元気 笑顔 大多喜町」。
「笑顔」「大多喜町」を追加してみました。

目線がちょっと違和感ありますが中々よい感じ、しかし笑顔じゃないぞ!
よい笑顔ですが、頭部が宇宙人みたいにデカくないか?(;・∀・)
あぁ、顔が崩れてきた。そしてサンダルがヘンテコだ。

3回目の生成
考えてみたら、昭和の当時は坊主刈りの小学生が多かったので、2回目のプロンプトに「坊主頭」と、そして私がその当時よく使っていたゴムパチンコ(スリングショット)を足して生成しました。

指の長さや形状、数はおかしいですが、丸坊主にVサインはナイス!
しかしスリングショットが何故かボウガンみたいな武器になっちゃってますね、
しかも背負っているようだし‥、
どこか戦乱の国の、勇気ある子供のパルチザンでしょうか。。
いやこれ子供じゃないし、単なる陽気なオッチャンだし!!
なんだかやヴぇぇ!
実は私、これにそっくりなヤツを知ってるんですよ( ̄▽ ̄;)
うーむこれは丸坊主 or 坊主頭というより、‥う、薄毛の子供じゃないかな?(;^ω^)
ここまでくると、文明と隔絶されたどこかの原住民の子って感じですね、
我々が知らない武器を毎日オモチャ替わりに弄っているような感じ、
でも怒らせたらこの謎の武器で瞬殺されそうです。

4回目の生成
プロンプトは「1977年 昭和52年 昭和の日本 千葉県の房総丘陵 山間の小さな町 田舎の男の子 日本人 夏やすみ 素朴 元気 笑顔 大多喜町 髪の毛は短髪 ゴムパチンコを右手に持つ 裸足にビーチサンダル」
丸坊主を「髪の毛は短髪」に、そして「日本人」を追加し、さらに「裸足にビーチサンダル」を加えました。

うんうん昭和の海水浴に来た日本人の子供って感じだ。
膝も砂で汚れていますし、向こうに海の家っぽいのがあります。
でもね、大多喜町には海岸はありませんよ、そして短髪とスリングショットはどこ行った!?
うーん顔つきが日本人っぽくないなぁ、
でも1970~80年代の東南アジアの子供としてみるとよく出来てますね。
相変わらず町の看板などの文字は何語か分かりませんけど、、。
道幅が広すぎますが、日本の町なかの雰囲気は中々よく出ています。
裸足はいいけど、サンダル履いてないなぁ、足の指もなんだかおかしい。
それにしても足が異様にデカい子だ。
背後のジュークボックスみたいなのは何だろう?お店のつもりかな?
謎めいた服を着た崩れかけた顔の子供、裸足の脇にはいくつもサンダルが並んでいます。
サンダルを並べるのが趣味の不思議な子かな?
背景の自販機は良く出来ているように思えました。

5回目の生成
4回目と同じプロンプトのまま、再度生成をかけてみました。

よ、妖怪かな?(;・∀・)
屋外用TVゲーム機の雰囲気はよく出ていますが、、こんなん私は指定した覚えはありませんw
顔が少々崩れていますが、まぁまぁ雰囲気は出てます。
でも既に私が出した「短髪」という指令をAIさんはガン無視しているようですww
背景の雰囲気は良いけど、もう魑魅魍魎の世界ですwww
おまえマジ怖えぇよ!!!

いやーまさに「不気味の谷(※)」ですね、不気味の谷どころか不気味そのものも多いこと‥。
でも今の段階でこれだけ出来るのなら、あと1~2年もしたら大概の簡単な挿絵なら問題なく生成できるようになるんじゃないでしょうかね。
でもそこで思うのは、やはりクリエイターの「個性」や「発想」というものは、AIには早々真似が出来そうにないなとも感じました。
誰かの作品を大量に読み込ませて○○風には出来るけど、それも追い越すまでには中々到達出来なさそうです。しかし上手く業務フローに取り込むことで、ずいぶん仕事が楽になるのではないでしょうか。

 そういやこの先10年ぐらいで、今の世の中の仕事の80%はAIに置き換えられるなんていうエキセントリックな見出しのニュースが話題になったりしてますが、AIがそれだけ色々出来たとしても、その監修者や確認者、責任を負う人は、人間の社会であるが故に基本的に必要になるので、仮に80%が現在の職を失っても、大概の人はそのAIの上位の職にスライドするだけなんじゃないかなぁ。単純作業に関しては確かに人数自体はいらなくなるでしょうけど、それらの業種でもやはりAI作業の監修者・責任者という役割はどうしても必要です。でもまぁ仮にそこから溢れる人がいたとしても、多分他所でもすぐ仕事が見つかりそうな気もします。
ようはAIは人の仕事を減らすんじゃなく、余計な新しい仕事を増やすんじゃないでしょうかね。
そして想像力を必要とするクリエイター的な業種やマーケティング的な業種は、どうやら失くしようがなさそうです。その下位レイヤーの業務をAIが補完する感じかなぁ。

 まーまとめますと、私のライフワークであり趣味の(自称)児童文学「大多喜無敵探検隊-since197X」の挿絵は、私がこの先も描き続けねばならなく、AIに置き換えることは中々難しそうだということでした!
(なんのこっちゃい)

不気味の谷現象(ぶきみのたにげんしょう)とは、美学芸術心理学生態学ロボット工学その他多くの分野で主張される、創作に関わる心理現象である。外見写実に主眼を置いて描写された人間立体像、平面像、電影の像などで、動作も対象とする)を、実際の人間(ヒト)が目にするときに、写実の精度が高まっていく先のかなり高度なある一点において、好感とは逆の違和感・恐怖感・嫌悪感薄気味悪さ (uncanny) といった負の要素が観察者の感情に強く唐突に現れるというもので、共感度の理論上の放物線断崖のように急降下する一点をに喩えて不気味の谷 (uncanny valley) という。不気味の谷理論とも。元は、ロボットの人間に似せた造形に対する人間の感情的反応に関して提唱された。

Wikipedia「不気味の谷現象」より

#AIの活かし方

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