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ほっといてくれたらありがたいんだけど。

頼みもしないのに僕の名前をググって、出てきた僕の記事をスクショして、コメント何も一切なくLINEで画像を送ってきた友達がいる。
あまり親しくないヤツならば理解に苦しむところだけど。何しろ僕を大分に招いた人間だし、良く知っているから、思考パターンは読める。

おちょくっている!

とっさにそう理解した僕は悪趣味だし不愉快だと伝えたけれど既読スルー。そ奴が昨日、突然結婚することになったと、何事もなかったかのようにLINEしてきたので、腹は立ってはいたけれど「おめでとう」くらい言わないで死んだらまずかろうと思って、電話したが出ないので、そのまんま「もし言わないまま死んだら悔いが残るので『おめでとう』とだけ言わせていたただきます。返信不要」とだけ書いてメッセージした。

既読スルー。

カチンとはくるが、まあ、伝えたいことは伝えたのでフラストレーションはない。
「死ぬかもしれないなんて大げさだなぁ」なんて思う人もいるだろうが、山登りなんてしていると死にそうな目にあうこともあるし、昨日は高度1600m以上は強風とのことで1000mくらいの山にしたのだけど

ここも相当な強風で、帽子を吹き飛ばされて、ヒョイと掴むもバランスを崩し

あわや噴火口に落ちるかもしれなかった。いや、実際そんなことはなかったのだけど、山登りをすれば「コケたら死ぬ」という場所を歩くことになるから、死に対する現実感はフツーの人より高まると思うなぁ。

一昨日は佐伯でカマスの引っ掛け釣りを教えていただき30分で爆釣。

エサも付けず、ハリだけで投げれば、シャクると引っかかるという、普段やっているアジングの緻密さとは真逆の釣りを堪能させていただいた。
釣った魚は食べなければならない。

最近は異常な数の魚をおろしているので、手際は頗る良い。

ちゃっちゃと三枚に。

塩焼きとお刺身。先週釣って酢で〆た鯖と食べ比べですわ。あとは塩麹で漬けて干物へ。

今日できたカマスの一夜干しを食べたけど、塩焼きが一番だったかな。ふっくらとした食感の方がカマスは良いんだなぁと勉強。

ちょっと脱線しましたが、それでね。魚をしょっちゅう捌いていると、やっぱり生き物を殺して食べているわけだし、クビを落としてもキッチンバサミ入れてワタをとったりするとピクピクってするんですよ。

あ〜魚に生まれなくて良かった!

そう思うのです。ここでも「命」に向き合うわけで、今日寝て、明日目が覚める保証なんてどこにもない。なんて考えるわけ。

だからといって「言いたい事があったらすぐ言う」のが正解とも思いません。力関係やタイミングもあるし、今日歯医者さんに行ったけど「痛かったら手を上げて下さい」と言われても、ま〜このくらいならばというレベルでは手を上げない。
正直は美徳だとは思うけど、度が過ぎれば効率も人間関係も阻害する。

くだんの大分のヤツも、正直すぎる面もあり、多くの人に嫌われている。この前も僕が東京から連れてきた若者に「どこの馬の骨かわからんヤツ」とか上から目線で話をはじめ、若者の顔色がサッと変わったから、とっさにテーブルの下の若者の足を小突いた。

そのくせ、同じ席にいた目上の取引先には本音をぶつけず、自分の利益を確保したい願望を僕に言わせようと振る。僕は現段階では受注単価を高めるより、マイナスにならない程度に数をこなして経験者を確保することが重要と考えている。先方にも予算があって、単価を上げればその分、数は減るのは自明の理。

何度となく説明しても「ビジネスの継続のためには利益が必要なのだよ」と、どっかのビジネス書で読んだような事を繰り返すだけで、僕がこしらえた事業計画書をきちんと読まない。
こっちだってバカじゃないから、そのくらいのことは分かっていて計画立てて、取引先の数字も折り合いがついたものだ。

僕は剣呑な話題を別なものにすり替え「しゃあない」と自分を納得させるが、自分のみならず、半ば呆れる若者や取引先とのフォローもしないとなぁ。などと考える。

そして気分転換。本日も釣り。アジだ!
あっという間に三枚におろす。
釣った魚は食べてやるのが礼儀と思うが、釣った側だから言えることで、釣られた方は「リリースしてくれよ!」と思うだろうな。魚が人間なら。

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