山ばむ幸せ。2020/03/08高崎山。幻の北登山口
演劇とか、テレビとかイベントやってる人なら「バミる」は立ち位置とか決めてマーキングすることなんだけど、古き良き時代のバンコクカオサンロードで、1日中ボーッと「若さの無駄使い」をしていたことがある者にとって、そこで「バミる」と言えば「バミーナン」というタイのラーメンを食べに行くことで、20バーツ握って屋台に行ってたなぁ。
そっちの「バミ」の方ではなくて、黄ばむとか汗ばむとかの「ばむ」という言葉が好きだ。黄色くなるわけじゃなくて黄色っぽくなる。汗ダラダラじゃなくてうっすら濡れた感じ。
登山もガチガチの登山じゃなくて、そろそろ「山ばむ」くらいにシフトしておかなくてはなぁ。と思ってる。東京に帰る日も近い。今のような登山を週ニペースで続けるとしたら、経済破綻する。
こっちは車でちょこっと行けば、くじゅう連山とか祖母山があって、会社から車もガソリン代も「交通費」として出してもらっている。
大分で働く最初の条件が「山登らせろ」で、給料などの条件交渉はわざと後回し。先に簡単そうな条件を飲ませておいた方が都合通い。そこらへん狡いのだ。
さて、今日は午前中は標高が高い山では天気が悪いようなので「山ばむ」をテーマに高崎山に登った。
田子の浦に着いて海から別府方面を眺めると、由布岳あたりは雲がね。やっぱり。
歩道橋を渡り、ガードレールを潜ります。
1時間近く車道です「山ばむ」のだから、いいんです。高崎山近づいてくる。
菜の花って、なんでも菜の花なんだよね。ブロッコリーとかも。
さあ、サルフェンスゾーン。
檻の中は慣れてます(笑)しっかり施錠。
登山口到着。
ちょこっと一服。
セラピーロードと名乗るためのウッドチップコース。
はい。すぐ終了。三頭山のセラピーロードなんかは、都民の森入口から滝までウッドチップコースで、そこらへんは金持ってる東京都と大分県との違いだなぁ。
登山口から頂上まで30分くらいです。まあ「山ばむ」ですから。
僕はアルポット使用者なんです。嵩張って重いし、お湯沸かすのにも時間かかる。でも、カップ麺ポコッと入れたら、まあまあコンパクトでしょ。それに雨風に強くて、静かだから火を使ってる感じもしない。深夜にカミさんに内緒でラーメン食べる時にも便利なのです。
丹沢や鎌倉アルプスよりも海近い。良い景色です。
さて、帰りにちょこっと藪漕ぎしようかと。破線ルートがあるのでいってみます。
マーキング発見したけど、これで終わりでした。
踏み跡が一つだけあって、これが奥まで続いてました。それを辿りながら。
めちゃくちゃ急で何度か転ぶ。
なんか開けたところに出ました。
フェンス沿いのルートかぁ。飯能の柏木山思い出すなぁ。「飯能三山ラスト 柏木山踏破」 にしても、フェンス沿いも森の中と同じくめちゃくちゃ急斜面。
ロープがないとちょっと降りれません。これまでで一番急な下りかも。
たまらず森の中に戻って、木にへばり付きながら降りますが、何度も滑って転ぶ。ポケットインの自撮り棒なくしちゃいました。すまん。次はカラフルな柄のヤツ買います。
逃げ道のドアがありましたが、随分降りましたし、サルと会ってないので、フェンスの中を引き続き下ることに。
フェンスを紐で引っ張る荒技。
ようやくサルと遭遇。
結構いました。基本猿が逃げるので怖くないです。
降りキリました。それにしてもヘビー級の急斜面。しんどかった。この先で猿園のお兄さんがゴミ焼いていて、ここから登る人は見たことがないけど、降りてくる人ならごくたまにいるとのこと。この斜面は山に慣れてないと、途中で進退窮まりかねない。ほとんど使われない理由分かるわぁ。
登りが南登山口。ここは幻の北登山口ですね。
猿見れたので猿園には寄らず。
結構泥んこです。
真ん中のフェンスみたいなところを下っていったんですね。先を辿るとやっぱり急斜面だわぁ。
下山したら快晴も快晴。大勢遊びに来てます。室内は今ヤバイしね。
車まで戻ってきました!
なんだかんだ歩いたなぁ。
こうしてグラフ見ると、急激な下りがハッキリわかる。ほぼ崖。それにしても
全然「山ばむ」レベルじゃないじゃん!
まあ、大分もとりあえずあと2-3回しかないから、山ばむのは東京帰ってからでも。
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