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#2 天地の経歴vol.1

こんにちは。
天地です。

今回は、私がマッチングアプリを駆使し、女攻略を始めることになるまでの経歴について少し詳しく語ります。

人格形成のひずみ

私、天地は元々かなり非モテをこじらせていました。

小、中学生のときは周囲の目ばかりをうかがい、波風立てず何事も起こさず、とにかく目立たないことだけを目標に、毎日息を殺して生きてきました。
その背景には、同じように世間や人様の目や評価ばかりを気にしていた親に育てられたことがあったのかなあと、当時を振り返って思います。
また、姉が暴力的だったこともあり、何か気にくわないことがあれば全て私に怒りの矛先が向けられ、もろに被害を受けてもいました。
そのせいで、なるべく自己主張を避け、目立たないように行動し、人を避けるようになった、そんな感じで育っていきました。

そんな私ですが、小学校高学年、中学生になると、年相応に異性を好きになります。
ただ、当時の私は、自分を評価されることを極端に怖がり、人を避ける状態でしたので、何も行動は起こせませんでした。
姉からは暴言も毎日受けていたため、セルフイメージは崩壊、自己肯定感も地の地に落ちていました。
そんなでしたから、勉強も集中できず、部活も失敗をおそれてばかりでパッとせず、友達づきあいもかなりぎこちない感じで、友達もいないことはなかったですが、かなり少数でした。

高校時代

高校に進学すると、まわりの男どもは彼女をつくることに躍起になり始めます。
実際に彼女持ちの男をうらやましく思う気持ちもあったので、私も行動を起こし、気になる女子に告白しましたが、ちゃんと振られました。
その子とは高2のころから知り合い、メール(当時はスマホ黎明期でまだまだガラケーが主流) をかなり頻繁にする仲でした。
しかし、学校でその子とリアルに対面すると、
「どうせ自分なんてかっこよくないから」
「自分のことどう思っているんだろう、変に思われたら嫌だな」
「この子と話している場面を、クラスのみんなが見てどんなふうに思っているのだろう」
とにかく不安が募り、気にしすぎなくらい気にしていました。

その子もきっと
「なんか変だな?」
と思ったのでしょう。
相手からのメールの頻度は徐々に減っていきます。
そんなことを気にしていると、メールの頻度と反比例するように、私は
「やっぱりこの子のこと好きかも」
と強く思い始め、何を思ったのか受験期のクソ忙しい時期に電話でその子を学校の別棟に呼び出し、告白して見事に玉砕しました。
その子のことが気になりすぎていて、高2~3は全然勉強ができず、唯一合格した権威もネー ムバリューもまったくない無名の大学に進学します。

大学時代

これまでの私の育ちからしたら、大学はかなり苦痛でした。
陽キャの集団はサークルや飲みやバイトに精を出しており、私のこれまでの人生で出会わなかったような人種が大学にはうじゃうじゃいました。
私が在籍していた学科は女子比率が高く、真面目な感じの学生が比較的多いのが特徴です。
その中の1人の女の子に私は好意を持つようになります。
まずは友達から始め、徐々に距離を詰めていき、3回目のデートで告白して…なんてイメージを膨らませていました。
しかし高校の時と同じく、私とその女の子は LINE を続けるばかりで、デートは食事に行った1回だけ。
人生初めてといえるデートは、緊張のあまり完全に相手のペースに飲まれていました。
結局うまく立ち回れず、悶々とした感情を抱え込みながら曖昧な関係は続き、そのままお互いに大学を卒業して音信不通となります。

社会人

社会人になってからは、職場の人を好きになっては食事に誘い、告白しては振られるみたいなことが2、3回ありました。

そんなこんなで社会人をしているうちに、私は超絶激務な職場に配属されました。
その職場はまさに戦場で、心身ともかなりやられていました。
地獄みたいな職場で、ひたむきにがんばる年上女性を私は唯一の癒しに感じ、好きになります。

「自分がどういう経緯であなたを好きになったのか?」
「あなたのどこが好きになったのか?」
私は彼女に力説しながら告白しました。
結果はお察しの通り、玉砕です。

このときばかりはかなりへこみました。
何せ心身ボロボロの状態だったので、理性的に考えることができず、もろに失恋のダメージを喰らいました。
半年くらいは引きずっていました。
しかし同時に、私の心の奥底で何かがうごめいた感じがしました。
「もうこんな思い2度としたくない」
このとき、私は初めて強く心に誓いました。
20台中盤でした。

それから私はマッチングアプリをインストールし、YouTubeで恋愛系の発信をむさぼるように視聴し、脳は完全に女攻略に切り替わりました。

非モテ脱出の道のりはここから始まったのです。
機会があれば、つづきをまた書きますね。

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