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競パン宗教戦争

夏はとっくに過ぎたが水着の話。
ニッチ業界の小さな小さな争い。

 ゲイが言う競パンというのは所謂ブーメラン型のメンズ水着のこと。この記事のヘッダーやリンク先を見れば大体分かると思う。こんな感じの水着だ。

 他の水着よりも露出が多く股間や尻が強調されるためか、ゲイ界の一部でかなり根強い人気のあるアイテムである。競パンを全面に出したビデオがあるくらいの人気っぷりで、一時期は細身の若いビデオモデルにはとりあえず競パン穿かせとけくらいの勢いがあったようだ。

 そんなゲイに人気の競パンだが、宗派とも言える価値観の違いが争いを生んでいる。宗教戦争と呼ぶにはあまりにも小規模かつしょうもないものではあるが……。

その宗派、そして争いは、
主に穿き方の違いから生まれる。


 穿き方如きでガタガタ抜かすな、そんな露出衣装マニア同士仲良くできないのかと思われるかもしれないが、残念ながらマニア同士は案外相性が良くない。解釈(価値観に近い)が違うといとも簡単にいがみ合う。皆さんも心当たりがあるだろう。

 同人文化に親しみのある方なら特に。「解釈違い」だかなんだかで争う光景は日常茶飯事。ネタでは済まず嫌がらせにまで発展する事もある。まさに宗教戦争。

 そんな争いを生む穿き方とは一体どんなものなのか、解説しよう。実は根源には別の要因があるのだが……。それも合わせて解説する。

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真田U輔の業務レポート2021年11月号です。 11月に書いた記事の詰め合わせ。まとめを除き全12記事。

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