才能を知って、自信を持てた話
「才能」というと、とても偉大な "何か" を
想像してしまいますが、実はそうではなく、
才能とは、
無意識に繰り返される思考・感情・行動の
パターンである!
という表現を見つけて、
なるほど~!と納得しました。
無意識だからこそ、
自分では気づきにくいもの。
今回は、ストレングスファインダーの
診断結果から、自分の才能を知って、
自信を持てた話を綴ってみます。
1.私の才能トップ5
1位 調和性
2位 共感性
3位 公平性
4位 規律性
5位 慎重さ
1位、2位は人間関係構築力資質、
3位、4位、5位は実行力資質です。
ちなみに、ストレングスファインダーは
全部で34資質あり、
・人間関係構築力資質
・実行力資質
・影響力資質
・戦略的思考資質
の4つのカテゴリに分類できます。
私の場合、34資質のうち、
上位がほぼ人間関係構築力と実行力の
資質で構成されていました。
つまり、私は
人間関係を大事にしながら、
物事を実行していく才能がある、
ということかなと理解しました。
(得意、好き、という感覚があります)
逆に言うと、
影響力を発揮しながら、
戦略的に物事を考える才能はない、
ということかなと理解しました。
(苦手、嫌、という感覚があります)
これは、自分の感覚にも
すごく合致しています。
2-1.調和性
調和性を持つ私は、
意見の衝突がとても嫌いです。
どうにか全員の意見をうまく汲み取って
まとめられないか?を考えます。
基本、皆が少しずつ譲り合ったり、
それぞれの意見の良い部分を
足し合ったりすれば、
全員が納得できる結果になるのでは
ないかと考えています。
全員が気持ちよくいられる状態が好きです。
嫌な思いをする人を出したくない、
と考えています。
うまく全員が納得するやり方を
見つけて、物事を前に進められる才能です。
ただ、この資質を使いすぎると、
自分だけが我慢すれば、衝突せずに、
物事が進む、という考えになってしまいます。
そして、自分が我慢し続けると、
最後に爆発してしまいます。
(私は今までに、何度か爆発しています。笑)
私は、会社でも家庭でも、
とにかく衝突を避けたい一心で、
自分は我慢、我慢、我慢・・・で
過ごしていた時期がありました。
完全に、才能を弱み使いしてしまっていました。
(反省です。)
2-2.共感性
共感性を持つ私は、
他人の感情を察することができます。
自分では、そうでもないと
思っていたのですが、
他人がどう感じているか?
合理性だけでなく、人の感情を
考慮して判断できる才能があるようです。
確かに、
よくチームで仕事をする際には、
メンバーがどんなことを感じているか、
その人が何も言わなくても、
勝手に想像することが多かったなと
思います。
自分を他人の状況に置き換えて、
感情を察っすることができるようです。
だからこそ、
私自身が、自分の気持ちを察してくれない人に
不満を持つことがあります。
(主には、夫です。笑)
気持ちは言わなきゃ伝わらないと
わかっていても、何でわからないのだろう?
(こんなに不満そうな表情や行動をしているのに!)
と思うことがよくあります。
2-3.公平性
公平性を持つ私は、
全員を平等に扱うことが、
良いことだと思っています。
私が仕事で何かを判断する際には、
全員に平等に機会が与えられているか、
をかなり重視していました。
逆に言うと、
不平等な状況は好ましくないし、
私自身も嫌だと感じます。
平等を保つためのルールをつくることや、
ルールを守ることは、大事だと思っています。
なので、皆が納得できるルールを作ったり、
皆が同じ手順を踏めるような仕組みを
確立させることが得意です。
手順に沿って、淡々と物事を実行することができます。
ただ、これも、
ルールを守ることだけの集中しすぎると、
本来やりたいことから離れてしまう、
という弱み使いにならないよう、
気を付けなければいけないなと思います。
2-4.規律性
規律性を持つ私は、
計画に沿って、コツコツ進めることが
大好きです。
習慣を崩したくない、
ルーティーンがあると安心する、
やることに達成感を感じる
という感じです。
1日のスケジュールを計画して、
計画したことは確実にやり切りたい。
なので、効率的にやるには、
どうしたらよいか?を常に考えています。
例えば、この時間は集中する時間、
この時間はメールする時間、
といった具合に、
自分で決めたルール通りに、実行します。
更には、その時間をより効率的にするには、
この順番でやった方がよいな、
先にここまでやっておいた方がよいな、など
効率的なやり方を考えて、これだ!
という方法を自分ルールに適用します。
全体的に、生活そのものが、
整った状態が好きなのだと感じています。
この資質に拘り過ぎると、
計画に変更が生じた際に混乱してしまったり、
適応できなくなるようです。
私の場合は、変更に対してそれほど
ネガティブには感じないので、
この資質を弱み使いしている感覚は、
あまりありません。
(おそらく、アレンジ、回復志向がある)
2-5.慎重さ
慎重さを持つ私は、
無意識にリスクを先に考えます。
何かを決定するとき、
選択するとき、
どうしたいか?よりも、
どうしたらリスク少なく、
高い目標に到達できるか?
を考えます。
仕事で何か企画をする際にも、
かなり現実的な目線で目標を設定しがちでした。
その目標を達成するためには、
どんな方法があるか、
本当に達成見込みがあるか、
まずは調べてみる、というのが、
私の仕事のスタイルです。
何か決定する際は、
自分の中で、これなら大丈夫!という
確信が欲しいので、あまり検討されずに、
物事が決まっていくことは、
とても不安に感じます。
本当にその進め方でよいのだろうか・・・と。
もっと調べてリスクを洗い出した方が、
よいのではないか・・・と。
これが、行き過ぎると、
決定までに時間がかかり過ぎてしまったり、
そもそも、やってみる!という行動に、
移せなかったりするので、要注意だと
感じています。
ちなみに、この慎重さは自分自身を
守るためにも使っているなと感じます。
私は、自己開示が苦手で、
自分自身のことを話すのは、
リスクを増やすことと考えがちです。
(今は、自己開示していこう!
というマインドに変化!)
嫌われるかもしれない。
頭が悪いと思われるかもしれない。
騙されるかもしれない。笑
などなど、
話さない方がリスクは少ない
という思考回路でした。
(そんなこと気にしなくてよいのに・・・)
3.自信を持つために
今回、ストレングスファインダーの結果を、
自分自身の日頃の思考・感情・行動に当てはめて、
振り返ってみて、改めて結果にとても納得ができました。
納得ができたと同時に、
今まで私が、嫌だな、苦手だな、
と感じていた事の理由が、自分の中で
よく理解できました。
例えば、
夫との関係。
衝突を避けたい私は、
言い争いが嫌なので、
ずっと自分の考えを我慢していました。
たいてい、私が何か言うと、
夫が反論するのがわかっているので、
(この考え自体も結構思い込み)
言わない方が自分が心地よい状態、
と思っていました。
でも、仕事と育児の両立で、
もう私の我慢が限界に来て、
我慢が爆発・・・。
完全に調和性の才能を弱み使いしていました。
例えば、
苦手な仕事。
私は、総合職として、
企画を担う立場にいたのですが、
今までのやり方を改善したり、
より効率的、効果的な方法を、
考えて形にすることは
得意だったのですが、
ゼロから何かを生み出すような企画や、
斬新なアイディアを出して形にする
ようなことはとても苦手で、
嫌だな・・・と感じていました。
でも、私にはそのような能力が
求められていたので、内心、
苦しいなと感じていました。
どれもこれも、
私が持つ才能を弱み使いしていたり、
本来発揮すべき才能を使えていなかったり、
していたのだ!と気づきました。
ひとつひとつの才能は、
強みにも弱みにもなり得ます。
それを理解したうえで、
自分が持つ才能を強みとして、
発揮していくことができたら、
私自身が楽になる!
私と関わる周囲も嬉しくなる!
そんな風に感じています。
今ある才能に自信を持って、
その才能を活かせるように行動する。
自分に足りない才能は、他者に補ってもらう。
(逆に、他者に足りない才能は、私が補う)
そうすれば、素敵な人生、社会になるな~
なんて考えています。
長文お読みいただき、
ありがとうございました!
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