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なんだか文化的なことがしたくなる

よく「芸術の秋」だとか「読書の秋」なんて言うけれど、
今の私は「文化的な夏」って感じだ。

私はゲームや漫画といった手の届きやすい安直な娯楽に興味を持っていた。
だがそれらも遊び尽くしてしまうと、次の面白いゲームやコンテンツを探すことになる。
それを繰り返し繰り返し行い、日々を過ごしているのである。

しかしその繰り返す消費娯楽では本当の意味では満たされない。
飽きる、というかなんというか。
ゲームや漫画自体は面白いし素晴らしいのだけれど、それらにばかりハマる自分自身に飽きてきた、という感覚だ。

ゲームにハマる→クリア→やらなくなる
また新しいゲームにハマる→クリア→やらなくなる
これをエンドレスに繰り返す。

その時は面白いし夢中になって遊ぶのだが、その後何が残るかというと何も残らない。
実況するわけでも、ブログやSNSにあげたりするわけでもなく。
ましてや見ず知らずの他人と繋がるわけでもなく。

強いて言うなら、友人と会話しながら同じゲームをする時はコミュニーケーションに一役買っているし、何より楽しい!
モンハンやスプラトゥーン、どうぶつの森といったゲームを共有したことで深まる絆があるのだ。
ゲームのおかげで友人とはより仲良くなった。
ゲームやっていた最大の利点はもはやコレだろう。

そんなわけで気になるゲームをやり尽くしてしまったので、自分の行動を見直すようになった。
そういった消費娯楽ではなく、もう少し文化的なことをしたくなった。

学問や芸術、知的なこと。
精神が深まり向上するようなこと。

「文化的」って何だか小難しいような気がするけれど、気になる本を読むとか映画を観るとか、創作とか、絵を描くとか、音楽を嗜むとか、そういったことの積み重ねで出来ている。

なんだか急に映画が観たくなったので、早速チケットを予約した。
私にしては珍しいことなのだ。
(映画も消費娯楽かもしれないが…)

また本屋をぶらぶらと見に行ってみた。
いくつか気になるタイトルの本があった。
やはり文化系だったり、日々の暮らしのエッセイだったり、今の興味のアンテナに引っかかる本達だ。

美術館の展示に関することも目に留まった。
しかも興味をそそる展示だ。
今度見に行ってみよう。

あと、着物に関する知識を深めたくて、その勉強も始めてみた。
着物をきるからには、歴史とか背景とかを知るほうが楽しそうだなあと思って。

以前、ゲームをやりきると違うことに興味を持つようになるとnoteに書いたっけ。

まさに今がその転換期だなぁと感じる。


映画、読書、芸術鑑賞、学問…
どれも今まで私の生活上になかったことだ。
ふとしたキッカケで興味を持つようになるから面白い。

この夏は、今までの私とは一味違う文化的な生活に身をおこう。
映画館に行くの、久しぶり。楽しみだな。


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