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息子の苦悩 5(苦しみぬいて病院へ)

記録など特にしていなかったのと
私も仕事に行きながらの試行錯誤で必死だったので
時期や期間などは詳しく覚えていません。



息子の様子
・なかなか寝る事が出来なくなり 朝も起きれなくなる
昼夜逆転
・肩や背中の痛み
・身体がダルい
・イライラする

そんな日が続き
「寝ていないと身体が心配だから」と少しずつ説明して 以前私が行った心療内科
(私が一度通ったという事でハードルは少しだけ低く感じてくれたのだと思う)で診察して薬をもらう

その先生は私もちょっと苦手なタイプだったのですが💦
・家から近いことと 
・まずは休んで欲しいから薬をもらう事が目的
で一緒に行ってくれました。
(抗不安剤とデパスを処方されたかと思います。)

息子も私と同じで
そこの先生は苦手なタイプだったようでした。

その後
あの先生は嫌だという理由で
一回きりになりました。

薬もなくなり
体調も変わらず
また そこから月日が流れます。

本当は少しでも早めにお薬をもらって休んで欲しいところですが
本人がとにかく病院を嫌がっていました。

当然ですが
小さな子どもではないので
抱き抱えて連れていくことも出来ません。
本人の気持ちが行こうとならないと
どうにも出来ないのです。

行きたくない病院へ
どうしたら行ってくれるのか
私は ない頭をフルに回転させて
長期戦になる事を感じながら
言葉を選び 少しずつ 少しずつ
進めていきました。

その時 私が考えていた事

・やはりいくなら今度は精神科
・いろいろ本人の能力も知りたいし検査もしたい
・統合失調症の父親から脳のストレスの脆さの遺伝なども関係あるのかも知りたい
・もし何かあるのなら少しでも早めに診てもらい重症化させたくない

この時期が一番大変だったと思います。


今までにないほどにキツイ日々でした。

主人が統合失調症になった時も
何が何だかわからなくなるほど
悩み苦しみましたが
それを遥かに超えました。

母親ですね。
自分の子どもとなるとその影響は直にくるものです。
これからどうしていくか?
今息子はどんな気持ちだろう?
傷つけたくはない
何がなんでも守りたい


少しずつ様子をみながら
声かけしていき 数年かけて
精神科への受診にこぎつけました。

少し離れていますが主人の通っている大きな病院へ
本人が長い長い間
ひとりで悩んで 悩んで 葛藤して
苦しんで 苦しみ抜いて
やっと行く事を決心した病院。
それは父親と同じ病院の精神科。

そこでいろいろ話をして
検査やテストをして言われたのが
適応障害と発達の凸凹でした。

ここで仕事に対することは一旦切り離し 休養に専念することにし
通院をスタートしました。

私もその頃にはある程度覚悟は出来ていました。

あとから息子が話してくれたのは
「お父さんみたいに精神の病気には絶対なりたくなかった!」
「病気なんかじゃあないと思っていた!」
本人もこの数年の間に何かを感じていて それと戦っていたのでした。

ちゃんと仕事に行って自立したい❣️
思いは強く持っているのに
身体はいうことをきかない!
いろいろやってみてもうまくいかない!

本当に苦しかったと思います。
その苦しみが私に伝わり感じていましたから。



ここまで読んで頂きありがとうございました。



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