SANの生い立ち①

こんにちは。SAN会長のねずみです。

2021年はSAN始動から10年の年。今日はSANを創った想いをここに記してみます。


SANの構想のはじまりは2007年の冬頃だったと記憶しています。

当時、国際自然大学校(NOTS)が某市の冬のスキー体験教室を受託していました。私は小学館集英社プロダクションの野外教育課に勤めていて、そのスキー体験教室に外部スタッフとして参加していました。

国際自然大学校の東京校(当時)から車に乗り込み、日野春校に向かうまでの途中、(キャラバンだったかハイエースだったか?)一番後ろの席で「ぽて」と一緒になりました。

ぽては、まさに「明朗闊達」をそのまま人にしたような女性で、コミュニケーションも取りやすく、いろんな話をしました。その中で「日本アウトドアネットワーク(JON)のおじさんたち」の話になりました。

「JONのおじさんたち」というのは、当時の(今もほとんどかわりませんが…)自然学校の代表たちのことです。例えば国際自然大学校は佐藤初雄さん、小学館は岩田勉さんでした。

ぽてと話しになったのは、「JONのおじさんたち」は、たいていお酒を飲みながらたくさんの議論をしたり、フェスタや研修会などを企画実施したりしていていつも楽しそうだということ。そして我々(当時のアラサー)には、JONのような横のつながりはなく、もったいないのではないかということでした。私も同じようなことを感じていたので意気投合し、横のつながりを作り始めようと動き出すことにしました。

最初は、NOTSと小学館の職員の交流会からスタートしました。交流会といっても新宿の居酒屋チェーン店で飲みながら「あーでもない、こーどもない」とその場の空気に合わせてただただ話す会でした。2~3回くらい実施したと思いますが、内容は覚えてないです。笑。

ただ、他団体のキャンプディレクターと意志をもって自らつながる機会を創るということにおいては、これがベースになっていることは確かです。

そしてある時、この交流会に進展が訪れます。...がその話は「生い立ちの②」で。

お楽しみに。


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