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出世を諦めた男が30代になった結果...

皆さんは出世をしたいですか?

現代の20代は「出世をしたくない」「責任が重くなるから嫌」と出世を敬遠する傾向があります。

この気持ちはわかりますし、私も転職した2社目からは出世を諦め、程ほどに仕事をしています。

ただ出世を諦め年齢を重ねると、色んなことに気づかされました...

今回は出世を諦め、30代に突入した男の現実をお伝えします。

●こんな人に読んでほしい記事です
・社会人経験が浅い人
・20代の人

出世を諦めない方が良い?

最初に大切な事をお伝えすると、基本的に出世は諦めない方が良いです。

もちろん「社長」や「役員」のような、高みを目指す必要はありません。

ただ年齢相応の、出世をしないと年齢を重ねて後悔をします。

出世をせずに気づいたことは...?

出世をせずに気づいたことは以下の3点です。

  1. 後輩が出世して扱いづらい人になる

  2. 友達との格差が生まれる

  3. 収入が上がらない

一つずつ解説していきます。

1.後輩が出世して扱いづらい人になる

一番のデメリットはこれですね...

20代の頃は若手扱いされるため、役職がなかったり、のんびり働いても、特に問題ありません。

しかし30代になると、若手扱いされず、後輩がどんどん入社してきます。

そして、優秀な後輩は20代のうちに役職が付き、自分の上司となります。

私は教えてた後輩が、出世して立場が逆転した経験があります...

私的には「出世を望んでいないから後輩が役職ついても良い」と考えます。

ただ後輩からすると「社歴は長いけど役職は下」の先輩が出来るので、非常に仕事がやりづらいそうです。

今は30代ですが、これが40代、50代になると、上司が年下だらけの状態になります。

この状態になると、会社での居場所がなくなっていき、居心地が悪くなります。

ちなみに私は現時点でも若干居心地が悪いです...

中小企業の方が出世したほうが良い!

私は大企業と中小企業を経験しました。

この2つを比較すると、中小企業の方が、出世することの重要性を実感しました。

中小企業では、社員の人数が少ない分、出世することで得られる影響力や裁量が非常に大きいです。

出世によって、自分の意見やアイディアがより尊重されるようになるため、会社の方向性に直接的に関与できる機会が増えます。

また、中小企業では役職の人数が限られているため、「誰がどのような役職についてるか」わかります。

つまり40代、50代の平社員はすぐに周りから把握されます。

把握されると周りから勝手に「あの人は仕事ができない」と印象付けられます。

もちろんそうじゃない人も沢山いますが、役職や立場は社会において重要です。

平社員と部長を比較すると、能力に関係なく部長が優秀そうに見えませんか?

年齢を重ねて、肩書だけで判断されるのは非常につらくなりますよ...

2.友達との格差が生まれる

これは意外に心理的な負担になる部分です。

20代の頃は友達との会話も「今は何してるの?」という話題が中心ですが、30代に入ると「昇進した」「役職に就いた」「家を買った」などの具体的な成果をシェアする場面が増えます。

もし自分が出世を諦めていると、友達の成功話が眩しく感じられ、時には自分の人生に対する不安や劣等感を感じることもあります。

友達が社会的に高い地位に就き、収入も増えていく中で、自分だけが取り残されているように感じることも少なくありません。

これが続くと、友達との関係にも微妙な亀裂が入り、付き合いが減ることもあります。

3.収入が上がらない

出世しないことで最も分かりやすいデメリットは、収入が上がらないことです。

私は副業をしてるため、収入面に不安あありませんが、本業1本の場合は、注意が必要です。

出世すれば基本給が増えるだけでなく、ボーナスやその他の手当も増加するため、長期的には大きな経済的格差が生まれます。

特に家族を持っている場合や、将来的な資産形成を考えている場合には、昇進による収入増は非常に重要です。

例えば、子供の教育費や住宅ローンの支払い、老後の生活費などを考えると、昇進による収入増は無視できない要素です。

また、収入が上がらないことで、生活の質もなかなか向上しません。

たとえ今の生活に不満がなくても、将来的に急な出費が必要になった際に備える余裕がなければ、精神的な不安も増えるでしょう。

ただ、会社によっては出世しても収入が上がらないケースはあります。

実際に私の会社は出世しても、月に1万円も増えません...(/・ω・)/

出世を考え直すべきか?

出世にはストレスや責任が伴いますが、それに見合うだけのメリットも多く存在します。

もし出世を諦めることで得られる自由や時間を重視するのであれば、他のキャリアパスや収入源を考えておくことが重要です。

たとえば、副業やフリーランスとしての活動を通じて、自分の得意分野での収入を確保する方法もあります。

また、自分の価値観やライフスタイルに合った働き方を見つけることで、出世しなくても満足のいくキャリアを築くことができるでしょう。

最終的には、自分自身がどのような人生を送りたいか、どのような価値観を大切にするかを見つめ直し、それに基づいてキャリアプランを考えることが重要です。

出世がすべてではありませんが、出世によるメリットとデメリットをしっかりと理解し、自分にとって最善の選択をすることが大切です。

まとめ

出世を諦めることで得られるものもありますが、それ以上に失うものも多いことに気づかされました。

社会人経験が浅い20代の方や、これからキャリアを考える方にとって、出世をどのように捉えるかはしっかり考えましょう。

私は、副業を極めてサイドFIREする路線でサラリーマン頑張ります!

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