社会人5年目

３月。

丸4年続けたこの仕事は、どうにか１日１日生き延びてきただけで、全く自分には合っていないから何のために働き続けているのか全くわからず気持ちが限界だった。

上司に６月末で仕事を辞めたいことをはっきり伝えたが、のらりくらり。
結局別チームに異動することになった。
辞めれなかったのは自分の意思が弱いのだと思ったけど、向いていない今の仕事を続けるよりましだし、心の一番奥にはやっぱり無職になるのは不安だと思っている自分がいた。

気持ちはずいぶん楽になったと思う。
今までサブでやってきた業務をメインにしてもらえて、自分がやっている意義が見出せなかったメインの業務からさっぱり外れたことで、5年目にしてようやく、毎日自分の仕事の意義を考え続ける日々から脱却できた。

もう20代中盤で、私は仕事で何の成果を残せたのだろうと考えてしまう。
この会社にいて、この仕事をしていて、外面だけじゃ無くて、私の中身の部分は何を得られて成果を出せたのだろうと。
焦る気持ちはある。
もっと成長しないとと。
このままだとずっと目の前のものをこなすだけで、広い社会で通用できる人になれないと。

夫と結婚して甘えてる部分は正直ある。
こんな頑張って働かなくてもいいかなと。

でも、結局働くことは私の問題で、私が成長したいと思っているから、私が頑張りたいだけ。
もっと早く、もっと遠くまで。焦る5年目。