見出し画像

知らず識らずに感染している?〇〇したい病

 普段からコーチのビジネスの相談を受けていると「あるあるパターン」に気づくものです。もちろん、良いあるあるパターンなら良いのですが、よくないあるあるパターンならこれは早期で乗り越えとかないと、ドツボにハマることになりかねません。

コーチがよく感染する病

もちろん、そんなパターンはいくつもあるのですが、特にコーチ事業が軌道に乗る前のコーチに多いのが、勉強したい病です。

 僕もそうだったのでお気持ちは分かるのですが、ビジネスやる時って失敗してはいけないイメージを持っちゃうんですよね。失敗したら大損こいて、社会復帰できなくなる…とか思っているかのような人もいます。お金が絡んでくるし、損したくない、という思いが強く出やすいジャンルだからか、多くの人がこうなります。

  • コーチングの勉強をしてスキルを磨かなければいけない。

  • ビジネスの知識をしっかり勉強してスキルを身につけなければいけない

そう思うわけです。たしかにこれは必要です。ゼロでは仕事に出来ません。

 しかし、これをやり過ぎると終わりません。ビジネスの勉強ばっかりして実際のビジネスは何も動かない。人のビジネスの評論は出来るようになるけど、体験がないからしょぼい評論で終わる、みたいな。これではマイナス効果です。何も形にならないからです。形にならない以上、売上も上がりませんから活動そのものができなくなります。

病気の真因

 これは「勉強している」という行為がいけないのではありません。その背後に潜む心理的前提に問題があるのです。それは、なんだと思いますか?勉強ばかりしてしまって物事が前に進まない…この背後にある心理状態はなにか?

 もちろん答えは一つではないと思いますが、よくあるパターンは不安です。

 かつての僕のように勉強ばっかりして動けない。そういうときは不安なのです。不安を直視したくないのです。だから、自分は勉強するのが好きなんだと錯覚することもある。これも経験済み。人間の脳みそって厄介ですね。将来にとって良くないことでもきっちり正当化してしまう。

勉強したがる病気の治療法

 なので、こういうときは痛みを取る。そうすると被害が最小限で抑えられるのです。勉強しすぎて動けない場合は勉強した内容を思い切って捨てるわけです。

 18年前の僕はブックオフにいました。買い込んだなら書籍を売っぱらったんです。セミナー動画とかウェブコンテンツならPCのゴミ箱へという感じでとにかく捨てるのです。

 それから行動をする。すでに頭の中に残っている知識を頼りに行動するのです。エラーが出ても自分なりに分析したり考えたりしてアイデアを出す。解毒と割り切り情報知識に頼らない。自分で出したアイデアを実践行動に移して検証。それで現実が動かない、事業が前に進まなくなって初めて人の知恵を頼るようにするのです。そこで、本や、教材、セミナーが「初めて」活きるのです。「あぁ、こうやって知識は活用するのか」と分かるはずです。本とか教材、セミナーの使い方が分かるのです。

 こうなったらもう、病気は癒えているでしょう。そして、大きく人間として脱皮することにつながると個人的には思います。行動をどんどん積み重ねましょう。

コーチがビジネスで独立するためのビジネス設計図プレゼント

↑上記からメールアドレスをご登録いただくとコーチがビジネスで独立するためのビジネスモデルの解説ビデオがもらえます。よかったらどうぞ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?