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とんでもミッションからわかる困難の乗り越え方

 エレベーターの速度制御の機械を作る会社の話。年間8億の赤字を出していました。その会社の経営者は「雇われ社長」なので、ボスがいるわけです。そんな社長にミッションがくだります。

エグい指令

 「1年以内に黒字化」
これがこの雇われ社長にくだされた指令でした。これはなかなかエグい指令だったそうです。なぜなら、速度制御装置をエレベーターの制作会社に採用してもらうにはテスト期間が必要だったからです。そのテスト期間に1年もかかるのです。これではどう考えても1年以内の黒字化は不可能です。結局、このミッションは成功するのですが、この社長は何をしたと思いますか?

 市場を変えたのです。
場所は中国。なぜ、中国なのか?中国ではこんなテスト期間は設けられないからだということです。結局、1年以内に黒字化に成功した、という話し。

この社長はなぜ、過酷なミッションをクリアできたのか?

なかなかスケールのでかい話です。当然、僕等にはなんの参考にもならないように映るでしょう。(ホントはそんなことないけど)

 でも、この後の話は違います。この雇われ社長。この時のことを振り返ってこういってるのです。

実はこの結果を出すことが出来たのはボスが教えてくれた言葉にある。それは…
「困難は解決策を連れてくる」
という言葉だ

と振り返っているのです。そして、そのボスが雇われ社長にこんな話をしたそうです。

「向こうから困難さんがやってくる。誰でも困難からは逃げたいだろう。君もそうだね。逃げたら困難さんは脇を通り過ぎていくが、ひょっと背中を見たら『解決策』と書かれたリュックを背負っている。困難から逃げたら解決策も逃げていくんだ」

 どうでしょうか。
僕はいい得て妙だと思いました。

 ビジネスやってたら厄介な状況に陥ることがあります。この文章を読んでるあなたにも動けなくなることが出てくるかもしれません。でも、そういう時に逃げたら、実は大損こくことになります。だって、解決策というリュックを背負ってるから。

 困難、厄介事と言うのは結局、どう解決したら良いかわかってしまえば困難でも厄介事でもないのです。

 そして、困難というのは必ず解決策をもっています。今の僕達がわからないだけなのです。気づけないだけなのです。

解決策に氣付く方法

 じゃあ、気づくには?
とにかく行動を起こすことなんです。

 えぇからやる。もがく。出来ることで良いからやるんです。ただ、この時にいやいややっていてはダメだと思います。困難が解決策というリュックを背負っていることを知っているのだからそれを信じて、楽しくやること。すると本当に困難がリュックを背負っていることがわかったりする。そのちらっと見えた解決策を実行すれば解決したりするのは本当です。

 困難は解決策を連れているのです。

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