【ラノベレビュー 10】 『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 2』
こんにちは、Kanon です。今回は…
『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 2』の感想記事です。
前巻の内容はこちら
あらすじ
感想
ファミレスのシーンについて
ファミレスのシーンのみどころは大きく二つでしたね!
パフェを食べるのに使うスプーンを使っての関節キスはもはや関節ディープキスのくだり
激辛麻婆豆腐をアーリャさんに差し出すときの政近の脳内天使悪魔会議のくだり
パフェを食べるのに使うスプーンを使っての間接キスはもはや関節ディープキスのくだり
アーリャさんが政近をからかおうと、自分がパフェを食べた後のスプーンを使って、政近をからかおうと「あーん」をしようとします。
政近は意識せず、凛とした態度でそれをかわそうとしますが、飲み口に少し口を付けるのとは違い、スプーン越しに口を付けるということは、アーリャさんが口に突っ込んだ物体を自分の口の中に突っ込んで唾液が交わり合うということ。
つまり政近はディープに関節キスしているのと同じなのでは?という発想に至ります。
このくだりを見た私は思いました。燦々SUN先生、天才かよ…と。
激辛麻婆豆腐をアーリャさんに差し出すときの政近の脳内天使会議のくだり
激辛麻婆豆腐をアーリャさんに少し分けてあげようとよそっていた時に…唐辛子を丸々一本発掘してしまいます。
それを見たアーリャさんは、「やめて…」という合図を目で政近に訴えかけます。
しかしそこで政近の脳内会議が勃発…
脳内で小さい有希が天使と悪魔となり、会議を始めますが…
天使、瞬殺。
この天使と悪魔が戦うシーン、アニメになったときに面白いだろうなぁと想像しながら読んでいました。
討論会のシーンについて
基本的にはアーリャさん一人で戦いつつも、相手・乃々亜の策により、アーリャさんがピンチに!
討論会のシーンは、政近の見せ場でしたね。
やはりアーリャさんがピンチになる展開が待ち受けていたのですが、そこで颯爽と政近がアーリャさんを助けます。
その時の政近の切り抜け方がとてもスマートで、ユーモアを交えつつ、アーリャさんの主張を猛烈に後押ししました。
政近の主張はいたってシンプル。けど、そのシンプルがゆえに覆せない主張で、相手の主張を退けたところが、とてもスマートでしびれました。
アーリャさんの"アレ"のサイズ
そして今回も無事にピンチを切り抜けたアーリャさんと政近。
政近は討論会の前、アーリャさんの緊張をほぐすため、おどけてこんな質問をしていました。
「Eカップってマジ?」
と。
もちろんその時はアーリャさんは「バカじゃないの?」と一刀両断します。
しかし、討論会の終結後、ロシア語でアーリャさんは答え合わせをしてくれます。
その答えとは…
「ギリ正解」
とのこと。
「ギリってどっち!?」と政近はもやもやしていましたが、いやいやそこちゃうやろ!!と突っ込みました(笑)
というわけで皆さん。アーリャさんはEだそうです。エクセレント!!!
総評
今巻もアーリャさんのデレと爆弾。そして政近のかっこいい所が見れてとても満足です。
物語としても、2人が生徒会長選挙に向けてコンビとなり、戦いの幕が開けた感があります。
一方で、謎として残っているのが、政近の過去…もとい周防家との関係ですね。
今後の展開でこの辺りは明らかになるのでしょう。
3巻は周防家との関係が明らかになるのか気になりつつ、やはりロシア語でデレるアーリャさんをたくさん見たいですね!!
引き続き楽しみたいと思います。
以上、『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 2』 感想 レビュー ネタバレでした。