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128夜 A View From The Top Of The World / DREAM THEATER

ドリーム・シアターの新譜です。
周辺情報は仕入れていないので、シンプルに音楽だけを聴いています。

ドリーム・シアターの作品は、どれを聴いても感心させられます。
こんなふうに楽器を操れたら、さぞかし楽しいだろうなと、憧れもします。
ただ、音楽のプロではない私のようなシニア・リスナーには、アルバムを聴き通すのは少々疲れてしまいます。
緊張感のある演奏や重厚で難解な曲構成、変化する拍子など、素人の耳には、なかなかの集中力を要求されるのです。

なので、私の中で一番好きなドリーム・シアターのアルバムは「Metropolis,Pt.2:Scenes from a Memory」です。
アルバム全体で物語を表現しているので、各曲のテーマが明確ですし、緩急がしっかりついています。演奏技術を披露するよりも、メロディや楽曲としてのまとまりを重視しているように感じられます。
他のアルバムが、テクニック至上主義で曲がつまらない、と言っているわけではないのです。
「Metropolis,Pt.2・・・」は、他のアルバムに比べると、メロディが頭に残って聴きやすく、感動が深い、という個人的な嗜好の話しです。

さて、この新譜ですが、良くも悪くも、ドリーム・シアターらしいアルバムです。
緊張感のある演奏、複雑なリズムなど、バンドとしての魅力は発揮されていますし、曲のバラエティ感もあります。
シリアスさはあるもののダークではなく、初めて聴く人には入りやすいでしょう。
ドリーム・シアターは疲れる、という私にも聴きやすく、お気に入りの1枚になりそうです。

ただ、逆に言えば、突出した個性が無いようにも感じられます。
これまでの集大成と言うには小粒ですし、普通です。
ドリーム・シアターなら、これくらいはやるだろう、というレベルだと言ったら意地が悪いですね。(と言っても、遥かな高みにいるわけですから。。。)
絶賛はしませんが、お勧めはしたいと思います。

ドリーム・シアターのような音楽は、何度も聴き込むことで良さが分かる面もあるので、一度聴いただけでコメントを残すのはマズかったかもしれません。(気が変わったら、追記します。)

こういう音楽は、ちゃんとしたオーディオで聴きたいですね。

私の好きな「Metropolis,Pt.2:Scenes from a Memory」は、こちら。