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涙のROCK断捨離 番外.「お薦め」する・しない

ひとに自分の気に入ったものを「お薦め」するのが苦手です。

この本、読んでごらんよ。
この映画、観た方が良いよ。

私自身は、ひとから薦められた時には、できる限り読んだり観たりするようにしています。
でも逆のケースの場合、「お薦め」したのに、しばらくたっても相手が読んだり観たりしてくれていないと気づくのも淋しいし、観てもらったら観てもらったで、お気に召さなかったらと思うと申し訳ない気持ちになる。
時間もお金も損させてゴメンナサイ。

「こんなのが面白いなんて変わってる」と思われるのは自分のことなので仕方ないとしても、(言葉にされなくても)こんなの扱いされるとしたら作品に謝りたくなってしまいます。
「お勧め」してごめんね。

自分の好みが共感を得られなかったときに「これが分からないなんて」と相手に失望するというのは、私の場合はあまりありません。
さらに逆で、好みが合ったからといって妙な親近感を持たれるのも望んでなかったりするのだから質が悪い。
これはもう、ただ申し訳ありません。

なので、映画や音楽の話しになった時、自分の好みを言うことはあっても、「お薦め」という言い方はしないでいました。

このコラムは、私の所有するCDを処分する前に聴いて、何かしらのコメントを残そうと思って書き始めました。
最初はSpotifyのリンクだけを付けていたのですが、Spotifyに無いものもあるので、CDの情報も付けようと思って、昨日から Amazonのアソシエイト・プログラムからCDの情報も付けるようにしました。
過去の記事にもせっせと貼り付け始めたのですが、私の紹介しているCDが、けっこう廃盤になっていて驚きました。
できるだけ自分がコメントしたCDと同じものを貼りたいと思っていても、輸入盤や中古版になってしまうのです。
確かに古いしマイナーなものも多いので、仕方ないのでしょう。
ただ、自分の中では思い出深かったり名盤だと思っていたものが、すでに販売されていないというのは、淋しい気持ちにはなりますね。

amazonのリンクを貼ることで良かったのは、CDのジャケットを見てもらえるようになったことです。
著作権のことを考えると、気軽にCDの写真を掲載できないのですが、この方法なら大丈夫そうです。
トップの画像選びはなかなか苦労していて、これでちょっとした答え合わせにもなるかなと・・・。

「お薦め」という言葉を使うのは、やっぱり今でも抵抗はあるのですが、
「リンクを貼っておいて何言ってんだ」という感じもしますので、これ以降は開き直って使っていくことにしました。
私自身のボキャブラリーが足りないということもありますし、年を取ったせいもあるかもしれません。

多少気が楽なのは、「お薦め」のリスクが軽くなったこともあります。
音楽は、サブスクで聴けるならプラスでお金はかからないでしょう。気に入らなければ、すぐに止めることもできます。
本や映画について語るのは、まだちょっと抵抗があるのですが、図書館や動画配信などのサービスもあることですし、少しづつこちらも「お薦め」してゆけたらと思ったりしています。

そんなわけで、所有しているCDに関してのコラムは、続けて行きます。
Amazonのリンク先のCDが私のコラムと同じものでなかったり、中古だったり、品切れだったりするかもしれません。
また、Spotifyに無いと書いたものが、その後に追加されたり、その逆のこともあるかもしれません。
あくまで公開時点の情報ですので、どうかあらかじめご了承ください。