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【現役NGO職員が挑戦】准認定ファンドレイザーへの道 #1

お久しぶりです、イタガキ(@gakisan2)です。

先日twitterの方でこんな宣言をさせていただきました。

きっかけは私が所属するNGOルマナイサモアのファンドレイジングを強化する必要性を感じたことだったんですが、

色々と調べていくうちにファンドレイザーという仕事にも興味が出てきて、どうせならしっかりとした知識を身につけたいと思い、資格取得を目指すことにしました。

ということで11月の准認定ファンドレイザー試験合格に向けて学びのアウトプットを再開していきたいと思います。

初回の今回は、「ファンドレイジング、ファンドレイザーとは?」というトピックについて学んだことをアウトプットしていきます!

ファンドレイジングとは

ファンドレイジングとは、NPOなどが事業に必要な資金を社会から集める手段のことを指しています。「資金調達」「資金開拓」などという言い方もします。
(「ファンドレイジングが社会を変える」より)

基本的にNGO・NPOの資金調達の方法は以下の5つと言われています。

1. 会費
2. 寄付金
3. 事業収入
4. 補助金・助成金
5. 受託事業

主に社会貢献を目的とした取り組みを行なっているNGO・NPOが近年増えている一方で、多くの団体は資金調達に苦労しているのが現状です。

各団体には、上記の方法を使って資金を調達する担当職員が配置されていることがあり、ファンドレイザーと呼ぶことがあります。

近年のアメリカでは、将来なりたい職業ランキングでも上位に来るほど人気の職業らしいです。

NGO・NPOのファンドレイジングについては、私のブログ「Samoaki blog」の以下の記事でも詳しくまとめています。

NGO・NPOが活動資金を得る方法を解説【補助金・助成金制度も紹介】

ファンドレイザーの仕事内容

ファンドレイザーの仕事は、団体の資金調達に関わる業務を担当することです。

ファンドレイザーの仕事内容には、以下のようなものがあります。

・広報・マーケティング業務
・営業・渉外業務
・ドナーとのコミュニケーション業務

具体的には、イベントやメディア、ホームページ、メルマガなどの広報活動を通じて、団体の活動やビジョンに共感してもらい、多くの人に支援してもらえるような効果的な機会を創出すること。

個人だけでなく、企業や団体に対しても団体の活動を紹介し、支援をお願いすること。

これまで支援していただいた人、これから支援していただけそうな人に対して活動報告等を通して、コミュニケーションをとっていくこと。

それらの効果や結果を分析し、効果的なアプローチを検討することなどが挙げられます。業務となります。

ファンドレイザーになる方法

ファンドレイザーになるためには、特別な資格や免許は必要ありません。

実際にNGO・NPO団体の職員となり、ファンドレイジング業務を担当することでファンドレイザーになることができます。

最近は、「ファンドレイジング担当職員」を募集しているNGO・NPO団体も多く、そういった求人に応募し、採用されることでファンドレイザーになることができます。

しかし、ファンドレイジングは団体にとってより良い活動をするため必要不可欠な業務のため、やはりある程度の経験や知識が求められます。

そこで、ファンドレイザーとしての知識やスキルを証明するものとして「認定ファンドレイザー」という資格があります。

資格認定制度「認定ファンドレイザー」とは

「認定ファンドレイザー」は、日本ファンドレイジング協会が設ける資格制度です。

認定ファンドレイザー資格制度には、准認定ファンドレイザーと認定ファンドレイザーの2種類があります。

・准認定ファンドレイザー:ファンドレイジングの基本的な要素を抑えることを目的とした、未経験者でも取得可能な資格
・認定ファンドレイザー:3年以上の有償実務経験も踏まえて、包括的なファンドレイジング力が問われる資格
日本ファンドレイジング協会より)

私の場合、当然「准認定ファンドレイザー」からのスタートとなります。

以下で、准認定ファンドレイザー資格取得までの道のりを説明します。

准認定ファンドレイザー資格取得の条件

准認定ファンドレイザーの資格を取得するには、次の3つの条件があります。

・18歳以上であること
・日本ファンドレイジング協会が指定する研修を受講すること
・准認定ファンドレイザー資格試験に合格すること
日本ファンドレイジング協会より)

以下で詳しくお話しします。

准認定ファンドレイザー研修について

研修については、准認定ファンドレイザー必修研修(1日)と選択研修(9ポイント)を資格試験実施日から6年以内に受講しなければなりません。

選択研修のポイントについては、1つの研修で1〜3ポイント得ることができるため、どの研修を受けるかによって必要な受講数は変わってきます。

2020年はコロナの影響でオンラインで受講できる研修がほとんどのため、地方在住者や海外在住者にもありがたいですね。

今後もオンライン中心で開催されることが予想されます。

ちなみに、研修の受講料は、必修研修が15,000円(税別)、選択研修も有料のため、すべて合わせると研修費だけで2〜3万円かかります。

(日本ファンドレイジング協会の会員になると割引制度が活用できます)

准認定ファンドレイザー資格試験について

准認定ファンドレイザー資格試験は、会場でコンピュータを使って解答するCBT形式と呼ばれるテストです。

試験の出題範囲は以下の通りとなっています。

・「認定ファンドレイザーテキスト」、「寄附白書2017」から70%
・上記に関連した内容や新しい動きなどについての設問が30%
日本ファンドレイジング協会より)

合格基準は、正答率70%以上とされています。

ちなみに、受験料は8,000円(税別)です

なお、詳しい情報は、日本ファンドレイジング協会のHPを参照してください。

私が考える准認定ファンドレイザーの資格を取得するメリット

このように、研修と試験があるためある程度時間が必要であり、さらにかかる費用も決して安くないです。

それでもこの資格を取得するメリットがいくつかあると思ったので受験を決意しました。

私が考えるメリットは以下の通り。

・資金獲得のノウハウだけでなく、団体のビジョンや魅力をいかにみせるかというスキルも身につけられる
・研修を通して他団体のファンドレイザーとの交流、情報交換が期待できる
・有資格者が団体にいることで、団体としての社会的信用を高めることができる

ファンドレイジングは、「ファン度レイジング」と呼ばれることもあります。

つまり、ファンドレイジングは単なる資金獲得の方法ではなく、いかに団体のファンになってもらうか、一緒に社会を変えていく仲間になってもらえるかという仕事なのです。

ファンドレイジングを学ぶことで、自分たちの団体の効果的な「見せ方」を学ぶことができると考えています。

また、NGO・NPOに所属していると、他団体と交流したり情報交換をする機会が少ないように思います。

研修を通じて、様々な団体の方々とつながり、情報交換するだけでなく、刺激をもらえるような関係になれたらと期待しています。

最後の社会的信用については、団体の活動を続けていくためには、安定した資金調達が必要です。

つまり、資金調達の専門家であるファンドレイザーが団体にいることは、社会的信用につながると考えています。

また、補助金や助成金の中には、「ファンドレイザーの資格を有している職員がいること」という条件があるものもあるようです。

さいごに

今回は、私がいま勉強しているファンドレイジングについて、そしてファンドレイザーの資格について学んだことをアウトプットしました。

次回から、准認定ファンドレイザー資格試験に向けて学んだことを日々アウトプットしていきたいと思います。

もし今年受験の方がいらっしゃいましたら、コメントいただければ励みになります!ぜひ一緒に頑張りましょう!

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