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ラ・リングア語学学校でインターンをしているさもちゃんです。

「If you were the leader of Japan, what would you do?」
私は、ラ・リングアでインターンをしながら授業も受けさせてもらっているます。会話中心のコースで勉強をしているのですが、生徒同士で質問をしあう時間が設けられます。その中で、昨日お題に上がった「もし日本のトップになったらあなたは何をしますか?」の質問で「日本の教育制度を変えたい」と私は言いました。パートナーは韓国人の女性で日本の教育システムを伝えました。韓国も同じようなシステムみたく、韓国で有名な大学に入ることが、その後のキャリア(就職)に大きな影響を与えるため、みんな必死で勉強をしていると言っていました。

私は特別優秀でもなく、中・高・大学と勉強できる人に教えてもらったり、友人の完成品をコピーしてどうにか気にぬけてきたこともあり、もう少し真面目にやっていればよかったと今になって思うのですが、そのクラスメイトと何が問題であるかを話し合ったら、テストの点数をとる制度だと思うとお互い意見が合いました。社会に出ると答えがない問いに向き合っていかなくてはいけなく、意見を求められます。自分の意見ではなく点数(正解数)で評価をされていた世界からいきなり投げ出されると何を基準に解を出していかなくてはいけないかを考えると同時に、自信も必要であると思いました。自信とは、経験からくるもので私自身に何かあるかなと思い振り返りました。

630人の全生徒の前で漫才

過去を振り返ったときに、これは忘れられない苦い思い出と恥ずかしい思い出とよくやったなという3つからなる経験があります。それは、高校3年生を送り出す会で行った漫才です。この行事はなかなかに大きく、当時トレンディーエンジェルがゲストとして来ました。(今思えば、無謀であったなと思います。)

各部活で出し物を用意するのですが、サッカー部はダンスを披露しようと案が出て、EXILEのRising sun 朝練をしていたのですが、かっこよさではなく「面白さ」だろうと急遽漫才に変更になりました。

漫才はサンドウィッチマンのネタを徹底的にパクったんので覚えるだけでしたが、かなり動画を見てボケの間合い、仕草を練習しました。

いざ本番、今でも忘れられないのが足が震えて止まらなかったことです。緊張という言葉では表す事ができないくらいのものであり、実はセリフも飛んだんです。頭が真っ白になるってこういう事なのか、と本当に何も出てこなかったです。

結局は最初から漫才をやり直して無事終える事ができたのですが、よくやり切ったなと思います。

この経験をざっくりまとめると「私は700人くらいの前であれば話す事ができます」になるかなと思います。
もう一つ気がついたことが、「あれ、サンドウィッチマンのパクリじゃん」って言われてない事です。というより、誰のネタをパクってようがオリジナルだろうがどっちでもよかったんです。

”笑い”の時間を提供したことが重要であっただけです。それでいうと冒険をせずにシンプルにパクったことは正しい判断だなと思います。

※パクると判断したのは当時副キャプテンであった彼。ナイス判断。


つまり、こういう判断ができることが大切

この経験からわかった事は、世の中には誰も知り得ない答えがない問いが多いという事です。
今回で言うと、3年生を送り出す会であり、3年生を満足させなくてはいけなかった訳です。もちろん、ダンスを披露して「ウォ〜」となれば最高なんですがダンスをした事がない集団では無理です。そこで、”3年生を笑わせる”に変更をして尚且つ”パクる”選択をした事は、成功確率をかなりあげました。

時間的期限、クオリティー、求められているものなどから算出し最適解を出す。この判断は、社会人になると非常に重要でこれを自分の経験と考えて自信に繋げることができるなと思います。

そして、私自身その判断を信じて全校生徒の前で漫才をして卒業生を笑わせた(芸人よりもサッカー部の漫才が盛り上がっていた。笑)経験から、そのアイディア(戦略)に自分が納得し信じる事ができれば、トライすることができ、結果もついてくる事がわかりました。

意外とこれから色々な経験をしていかなくてはいけないと先ばかり見てしまいますが、過去の経験を振り返り自分は何ができたのかを考える時間も大切であり必要であるなと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コンサルティングフロー (2)

※経験を振り返るきっかけになった本

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