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厳しい現実

さて、紀要に投稿し、早く掲載可の連絡が来ないかわくわくで待ちつつ、レビュー論文も自信はないものの、今度こそ、微修正くらいで、その次で掲載されるだろうと高をくくっていました。

40代にもなると、そのような「慢心」で足元をすくわれるという経験は山のようにしてきたはずなのに、私は全く成長していませんでした。

案の定

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紀要・・・修正箇所多数。現状では載せられない。

レビュー論文・・・大幅修正。本当に修正していますか?いいかげんリジェクトしますよ。

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という結果に。血相を変えて、指導教授へ連絡。

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私「先生、紀要を落とされました。いくらなんでも、これ以上洗練させるくらいなら、学会誌に投稿した方がいいですよ」

先生「紀要とは言え、博士論文の提出要件にするくらいだから、査読は厳しめだよ。にしても、その内容で、学会誌に載るとでも?」

私「・・・・(調子に乗っていました)」

私「そうですよね。ちゃんと修正してだします」

先生「そうしなさい」

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ということで、2本とも修正することに。完全に、天狗の鼻を折られました。

D2の冬も明けそうな頃でした。

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