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聞こえない人の英語のリスニング

私はアメリカに7年半住んで、ある程度の会話なら読み取れる。耳で読み取るのではなく口を読み取っている。いわゆるリップリーディング。なぜなら私は耳が聞こえないから。

日本にいたときから口話という方法で聞こえる日本人の言っていることを理解してきた。でも実際にアメリカで聾教育学を学んでいた時のデータがある。口だけで読み取れるのは30%。じゃあ、残りの70%は?それは今までの経験による引き出し。前後の文から予想できるもの、あらかじめ内容が分かっていればある程度のことは予想して読み取る方法になるのです。

経験か少ない、語彙数が少ないとなると圧倒的に不利。私は日本人と話すよりスペイン語系、イタリア系の方が読みとりやすい。なぜなら身振りがあるからそれが会話のヒントになる(^^♪

山崎さんが書いている記事も興味深いです。私はどちらかといえば後者に当たります。言葉のそのものを理解しているよりも相手はそういいたいんだろうなという感覚です。

人によって言葉の分析はどのようになっているかはある程度分かれるようですね。私は言葉を文字化するよりも絵、写真に変えている。それは手話という視覚言語の影響による脳の働きが絵コンテみたいに並ばれているのです。

言葉を理解するのは言葉だけでは無理。言葉と文化が一緒になって初めて理解できるのだと思っています。

日本人は【侘び】が理解できる だから桜は散るのが美しい       しかし、海外は【侘び】を知らない 桜が散るのが美しいという感覚が分からない。【侘び】だけ説明しても理解できない。文化的な価値観を体験させることで初めて【侘び】という言葉を理解する。

手話には視覚言語でたくさんの意味が含まれています。歴史的な背景が手話語彙だけで表現できる。空間的な説明。時間感覚の説明。手話は俳句のようなものだと私なりに解釈しています。興味ある人は議論してみましょう(^^♪

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アメリカ文化を知りたい、ASLを知りたい。ASLを通して英語も一緒に覚えたい人は、これを読んでイメージして、仮想実践体験してもらえたらと思っています(^^♪

ゆんみがアメリカ7年半滞在したことでASL脳が出来上がっています。ゆんみが見てきたアメリカ文化を思い出しながら、ご紹介します。ASL動画も…

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犬との暮らしはどういうものか?異文化に触れると感性豊かになれます(^^♪ワクワクを毎日あなたに届けて、楽しんでいただければと思います(^^♪