見出し画像

犬の里親経験・3

Giffine の家が決まったので、前回と同じようにサミーと里犬巡りした。ギャンブルでしたが、Giffine は大当たり🎯とても良い子。今回はどうなるやら?

今回は1歳半くらいのミックス黒犬(ボーダーとラブかな?)のMoyを迎えました。リードをつけて、引っ張りもなくサミーと並行歩き出来ます。

そこまでは良かった。

しかし、家に連れて帰ると色々問題のある子でした。べっとりくっついて私から離れようとしない。サミーも私に心の中ではべっとりしている関係でしたが、そこまでべっとりしない。

異常なくっつきよう。どうしてそんな風になったのかな?それを見ているサミーは面白くないけど、一時預かりの子だと理解して遠目に見ていた。

画像1

しつけというか遊びの時間を作って、サミーを見本にMoyに教えようとしました。サミーはいつもと同じように私のコマンドを聞いて、オヤツをもらいます。

じゃあ。Moyもやってごらんとしたら真似るのではなくべっとりとくっつく。今はスキンシップの時間ではなくて遊びの時間。サミーのやっていることを同じようにやってごらんと繰り返していってもそれが出来ない。

1日目はしょうがないかなと流していた。

トイレも場所知らないから失敗する。違うよ、そこでやっちゃあダメだよと言うと、非常に怯えてごめんなさいごめんなさいとゴマするように頭を下げて突っつく。

それは良いからトイレはここでしてね。分かる?

全くコミュニケーションが取れないと言うがMoyが全く私を見ない、サミーも見ない、自分だけの世界。被害妄想というか、自分に閉じ込む。

でも、スキンシップすると普通の犬。うーん😥何が問題なんだろう?Moyの心の闇はどう救えるか?

それを繰り返すこと3日間続いた。トイレはできるようになったけど、それ以外は全く。虐待されていたんだろうか?精神面的に問題あるのだろうか?

画像2

ある日、とうとうサミーの我慢の限度に達したのか怒り爆発💥🤯🌋💣してしまいます。穏やかでクールなサミーが感情露に馴れ馴れしくするんじゃねーよと牙を向いた。

その日から二人の距離が離れてしまった。相変わらず私にべっとりくっついて、私の行動範囲を狭める。その度にサミーが怒る😤⚡️💢私の代わりに犬の言葉で私が困っていることをMoyに伝えようとしてくれたのかもしれない。

でも、Moyには伝わらなかった。

このままではサミーがストレス、サミーがストレスなら私もストレス。お互いに良くないなと思い、預かりは1週間のみとなり、団体に返しました。

けっきょく、最後までMoyはASLコマンドを1つも身につけることが出来ませんでした。こういうこともあるんですね。

サミーがいなかったら、頑張ってMoyの心の闇から救い出そうとしたのかもしれません。あくまでも預かりのボランティアです。何よりも大事な家族がサミーなんですね。

サミーの精神が壊れて、Moyを救い出したとしても本末転倒です。私がすべきことは先住犬は最大優先し、預かりの犬は私たちと一緒に暮らすことで付いてきて、少しずつ心が開く。サミーがそのお手伝いをしてくれる。

そういう環境がゆんみにとってのベスト。無理はしない。できることをベスト尽くしてやる。

今回は残念だったけど、こういうこともあるんだなと学ばさせられました。

アメリカでの里犬預かりボランティアはこれでお終いです。そのあと、いろいろな事情で日本へ一時帰国することになったのです。

--------------------

※SNSアカウント

【instagram】https://www.instagram.com/hanadaiary/

↑里犬のはなちゃん日記です。応援してね。フォロー歓迎

犬との暮らしはどういうものか?異文化に触れると感性豊かになれます(^^♪ワクワクを毎日あなたに届けて、楽しんでいただければと思います(^^♪