見出し画像

It's up to you

SNSやニュースを毎日賑わせているのは、東京オリンピック関連の事。
そして、Covidに関してはワクチン接種にまつわるあれやこれや。

米国在住の私は4月に2回目のワクチン接種を完了しました。
5月にはCDCのマスクガイドラインが緩和され、ワクチン接種完了者は屋内外ともマスクの必要はないと発表されました。
この5月時点での発表直後は、まだみんな慎重で屋外でもマスクをしてる人が多かったのですが、1ヶ月過ぎて街中ではちらほらマスクなしの人達を見かけるようになりました。
レストランやスーパーなどの店は、マスクが義務ではなくなり、6フィートのソーシャルディスタンシングも取らなくて良くなりましたが、店側が「MASK REQUIRED」マスク着用必須のサインがあればそれに従うというルールに変わりました。
私の住むNY州郊外は、マスク着用必須の店以外でも、比較的店内はマスクをしている人が多いです。しかし街中はマスクをしていない人が増えたなあ、という印象です。
初めは、私もマスクを外すことに抵抗がありましたが、屋外ではマスクを外すことも増えました。

さて、タイトルの「IT'S UP TO YOU」というのは、the Ad Council と the COVID Collaborative によるワクチン接種促進キャンペーンの名称です。テレビ、ラジオ、そしてネットなどでたくさんこのキャンペーンを目にしてきました。

その中で、一番印象的だったのが、スポーツシーンのCMでした。


コロナ禍を乗り切ったら、またこんな風にみんなで盛り上がってスポーツを楽しむ事ができるのかな、そうなるといいな、と初めてこのCMを目にした時はそう思いました。
ワクチンを多くの人が接種して免疫がつけばそうなるのならば、是非打ちたいと思わせるCMだと思います。
だけど、ワクチン接種は義務ではありません。
up to you なのです。

今年の2月には、アメリカでは、マスクを二重にすることを推進していました。
しかし、5月にはワクチン接種完了した人は、マスクも、そしてソーシャルディスタンスも必要ないと言われました。たったの3ヶ月でここまで景色が変わったのです。
そして、NY州では成人の1回目のワクチン接種が70%に達したので、学校、公共交通機関、医療施設等を除いて、ほとんどの制限が解除されました。
パンデミックが始まって472日目でようやくここまで来ました。

日本に比べてかなり厳しい制限を長い期間耐えてきたニューヨーカーは今制限のない毎日を楽しんでいます。
長引く緊急事態宣言に、うんざりな日本の皆さんにあと少しですよ、と伝えたいです。
その鍵を握るのは、ワクチン接種でした。
そしてその鍵で扉を開けるかどうかは、あなた次第です。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?