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父親像〜憧れるのをやめましょう〜①

“憧れるのをやめましょう”
この言葉は、昨年のWBC決勝
大谷選手がロッカー室で円陣を組んだときに
仲間を鼓舞するために掛けた言葉です

憧れていては越えられない…勝てない…
そのような意味が込められていたようです

もちろん父親は
競争するでも、優勝を目指すものでもありません

しかし、他人と比べたり、世間の求める父親像に
ときには苦しめられることがあるのは
日の丸を背負った選手たちと同じ気持ちかもしれません

良いパパになりたい
上手く子育てをしたい
パートナーと仲良くいたい

そう思うからこそ一所懸命になって
子育てと仕事の両立に苦しくなったり
パートナーとの関係に葛藤を抱くのだと思います

では、父親が育児できる環境になったのか?

男性の育休取得が推進され
従業員1,000人以上の企業に報告を義務化したことから
男性育休取得率は、2022年に17%と増加しました
*昨年比+3.16ポイント、2012年の9倍

従業員1,000人以上の企業では
46.2%、平均1.5か月取得できたとしています
*厚生労働省イクメンプロジェクト『令和5年男性の育児休業等取得率の公表状況調査(速報値)

人員体制に余裕がない企業では
まだまだ希望に沿った取得は難しく
男性育休が取得できる人とできない人で
格差が大きいのが現状です

さらに「取るだけ育休」とも言われており
育休制度を推進する一方で
育児休暇中に何をすれば良いのか?
育休ジプシーになっている男性もいるようです

ママたちが聞いたら
「やることはたくさんあるだろう!」と
怒りとともに呆れられてしまいそうです

でもね、そこのあなた
これらは男性の問題でも
会社の問題でもなく

あなた方ご夫婦の
パートナーシップの課題でもあるのです

つづく



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