【ざっくり書評】ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと

コンテンツマーケティングを勉強する必要があり、ネットやらで情報収集していると、この本が出てきたので、とりあえずポチりました。

まず全体的に本として綺麗な本ですね。著者が二人いますが、そのお二人が代表を務めるデザイン会社HI(NY)のブランド・コラテラルの一つとしてしっかりとした一貫性の中にあるアイテムとしての本、という感じです。

ブランド・コラテラルとは、本曰く、

「ブランドの世界観を作り上げる全ての制作物」とのこと。

それはさておき、ざっくりなので端的に感想を述べていきます。

ニューヨークのアートディレクターとのことで全体的に横文字がかなり多いです。とっつきやすいか、と言われたらそんなことはありません。

一言で言うと「ブランディングがとにかく重要」ということです。

途中から実践のようなブランディングの詳細なプロセスも書かれていますが、自分には小難しくて流しました。

それ以外は割と、日本と海外のビジネスや人種での考え方などの違い、

著者の話などがパラパラ書かれている感じです。

「こういう人たちがいて、こういう考えで仕事をしているんだ、なるほど」

「ブランディングは経営戦略の肝。片手間でなくしっかり専門的にやるもの」

この二点がこの本から得られたことでした。

もちろん自分はアートディレクターでもデザイナーでもないですが

この本を読んでブランディングに対する意識の高まりはありました。

売ることより、ファンになってもらうことが大事だ、ともありました。

これは何も会社に関係なく、個人が発信する時代には、

一人一人がブランディングを行っていく必要はあるわけですから、自己表現の手法と捉えて、しっかりと読み込んでいくのはありだと思います。

初めての書評でした。

ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと