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失敗から学べない

今日は、ちょっと前にこんなtwitterでのつぶやきをまとめているサイトを見つけたので、共有したいと思います。

発達障害の子には。"失敗から学ぶ" が難しいことが多い。

反省より後悔。意欲より恐怖に駆られる。
"子は勝手に育つ" とは、なりづらい。

だから失敗した時の対処法が知れたり、失敗しても支えてくれる人との繋がりが大事に。
『不安だったけど、失敗しても案外大丈夫だった』と思える経験が必要になる。
http://hattatu-matome.ldblog.jp/archives/59740350.html
凹凸ちゃんねる より

これは私にとって共感しかありません。

※ 上述のサイトでは「発達障害」とADHDやASDなど多岐にわたる障害を一括りにしていますが、本記事では私の薬の服用体験に基づく内容のため、ADHDに限定して記載いたします。

幼少期のお話

私は、私の親が「怖い親」とは思わないし、とても懸命に育ててくれた親だと感謝しています。
でも、末っ子の特性なんでしょうね。失敗した兄が親に怒られている様を見ると、共感というか同情してしまって。
同じ失敗はできないなって思うことはありました。

失敗すると「愛のムチ」が飛ぶのは当たり前なのは理解できます。
でも、人の失敗は自分にとって「ムチ」に感じ、さらにムチを自分に投影してしまっていたと思います。

中高生の時のお話

そしてだんだん成長して、中学生や高校生ぐらいになると自分自身もたくさん失敗して、学校の先生だったり、大人の人だったりと様々な人に叱られる場面が増えます。
それまで失敗することに対してあまり無関心だったはずなのに、叱る人が変わったことで恐怖を感じてしまっていました。
叱られた時は、自分の体や心が硬直してしまい、言われたことを「はい」「ごめんなさい」「自分がわるかった」という、当たり障りのない言葉でしか伝えられなくなっていました。

大人になっても

叱られたら、叱られた箇所を反省して、次に活かすだけ。それが最善の解決策なのは分かっています。
ただ、「しでかしてしまった強い反省」「同じ失敗するかもしれない」「同じ失敗をしたらもっと怒られる」「失敗を重ねると後には戻れない」という思いが先行して、次に活かす方法まで考えに回りませんでした。

ストラテラを飲み始めてから

最近アトモキセチン (ストラテラ) を飲むようになってから、その考えが変わってきたように思います。
失敗しても「恐怖」が先に立つよりも、まずはその状況を受け止めることができるようになってきたからだと思います。
※ 自分の失敗の経験値がある程度貯まったからだけかもしれませんが。

アトモキセチンを飲んでから、話す、行動する直前の「0.01秒」の間に、どうしたら良いのかを順序立てて考えることができるようになりました。
実際に主治医の先生からも、先日、落ち着いて話すことができるようになったと評価をいただきました。

後悔はするけどこれからを変える

これまで失敗ばかりだと思っていた人生でした。
でも1つの薬の効果で、ここまで自分の考えが変わりました。

以前までであれば、この薬を早く飲んでいればと、ネガティブなことばかり考えていたのですが、最近はこれからはもう少し楽に生きられそうです。

次回は副作用の話も

ずっとアトモキセチン (ストラテラ) の良いところばかりをお話ししていますが、もちろん悪いところ、副反応もあります。
また、アトモキセチンを飲んだから良い結果に変わった。と、断定もできません。

少し恥ずかしい話ですが、近いうちにご紹介できればと考えています。
公開できた際はぜひご覧ください。

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