平和について
水晶でできた小さなトトロの人形をベランダに並べてみている。人形は前に12歳ほど歳下の友達からもらったものだ。人形をくれた彼が「夜、月の光にかざしておくといい。」と言っていたのを思い出して、今日は満月だし気分がのでそうしてみている。
自分は人を信じやすい人間だと思う。
もしかしたら世間的には子供の言うことだと流してしまうであろうことにすら縋りたいだけなのかもしれない。
私は私でいいし、あなたはあなたでいい。
ただ、人の痛みや優しさにも少し耳を傾けて欲しい。
報道されない戦争への無関心、復興の状況、いじめ、差別等々。理由はあるかもしれない。
しかし、皆守りたいのは目の前の生活ではないだろうか?
今思い浮かべた「生活」の中に誰かを傷つけることや恨むこと、そして奪うことが含まれていただろうか?
考えて欲しい。
誰かを守るために誰かが傷ついたり、死んでいってしまうことを。
何かを奪うために誰かを傷つけ、追い込んだり、殺していることを。
そして自分がそれに加担していないかどうかを。
顔の見えない誰かのために何ができるだろう?
私が必ずしも正しいとは思っていない。
もしかしたら目に見えてできることなど多くはないかもしれない。
ただ、目を背けることや考えを止めることは間違いだと言い切ってしまいたい。
目の前で精一杯なのもわかるのだけれども。
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