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さんばるのひとりごと

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日記以上、記事未満を目指します。
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記事一覧

コロナが私から奪ったもの

これまで定期的に海外に行っていたのは、なぜなのか。 遊びたいから、食べたいから、知りたい…

引き出しを、あけて

今年1月に友人から、家族旅行のお土産だと言ってもらった石鹸。大事に使わなきゃと思って箪笥…

「並びたがり」の日本人

右頬に、突如シミが現れた。 今までも小さなシミはあったが、これはかなり存在感がある。 鏡…

口下手な人間の会議対処法(というほどでもないが)

「ちょっと、言っていることがよく分からないので、書面で出して」 遠くに聞こえる上司の乾い…

夫の海外赴任が決まった日の、不安定なアップダウンを忘れないための記録

夫の海外赴任が決まった。 実は、少し前から話はあった。決まったと仮定して悩んだ結果、「つ…

めげずに続けよ、未来はある

15歳から男性多数の世界にいたが、22歳までは男性はただ数が多いだけで、全て対等だと思ってい…

年賀状を出す理由、出さない理由

また、この季節が来てしまった。 数年前に「年賀状、書きません宣言」をぶちまけたものの、家族・親戚には送らないといけないし、ありがたく送ってくれる友人たちへはお返ししたいしで、結局、私の年賀状は細々と続いている。 ただの物臭である。 黒の水性ペンがないとか、今日は寒いからとか理由をつけて、いつも後回しになる。 宛先をExcelに打ち込むことすら面倒なので、宛名も漫然と手で書き続けているという、カイゼンの意欲の欠片もない物臭だ。 家族の幸せ写真でも使ってみたら楽しいかと

三重大学の環境人材育成講座を始めてみる

自分を高めるために大学院へ行ったり、資格を取ったりする方が多い中で、どうしてもその一歩が…

沢田研二さんのドタキャン騒動について

この騒動を聞いて思ったのは、私には絶対的スターがいなかったなということ。大階段を歩くスタ…

ニックネームの理由

まず、「さんばる」とは、インドネシアやマレーシアでよく見かける、香辛料のことです。サンバ…

誰かを傷つけてはいけない、ただそれだけ

「新潮45」の問題の背景には、雑誌が売れない時代に先鋭的な意見を集めて、一定の支持を得たい…

あきらめ感に抗うには

友人と話していて、結局最後は泣いているというシーンは珍しくない。 昔から私はよく泣いた。…

嫌いな「写真」を好きになるまで

私は写真が苦手だった。今も本音を言えば、あまり得意ではない。文章なら後から修正できるが、…

立場茶屋と中山道の香り

もはや、18きっぷ旅でも何でもない私の旅は順調に続き、最終日は木曽八景の1つである「寝覚の床(とこ)」へ足を運んだ。 龍宮城から戻った浦島太郎が、放浪の末にこの地を訪れ、玉手箱を開けて「目が覚めた」という言い伝えから、その名前が付いたらしい。今も伝説を語り継ぐ「浦島堂」が残っている。 朝の出発時。体の半分ほどあるリュックサックを預けようと旅館にお願いしたら、「もちろんお預かりしますが、木曽福島駅前の観光局でも無料で預かってもらえますよ」とのこと。確かに、最後は列車で帰るの