見出し画像

会社に勤めながら転職活動をしなかった理由


#転職体験記
約9年勤めた会社を退職し、職業訓練校に通いながら転職活動中のsamaです。
今回は会社に勤めながら転職活動をしなかった理由をまとめました。


理由1:転職活動の時間が取れない

7:30 家を出る
7:45 満員電車でおしくらまんじゅう
   電車の中でメールチェック、チャット返信、前日の売上チェック
8:30 会社着、メール返信、前日の申請チェック
9:00 始業開始
10:00 予定にない会議① ←上司から呼び出される
11:00 会議から解放、顧客満足度の集計と分析
12:30 面接
13:30 お昼ご飯食べながらチャット返信
14:00 従業員面談
15:00 予定にない会議② ←これが仕事が進まない一番の原因!
17:00 会議から解放、自分の仕事進める
18:00 クレーム顧客対応
19:00 トラブル対応
20:00 プレゼン資料作成
22:00 退勤
23:00 家について続きの資料作成
00:00 お風呂、夜ご飯
01:00 就寝

リアルにこんな日々を送っていました。
休日も連絡が入ったら対応。理由は翌週の仕事が余計に進まなくなるので。
こんな毎日を送っていたら転職活動をしようという気も起きず、求人見ようとかも思わないし思えない。

正直、これが充実していると感じていた時期が長かった。

ある時にぎっくり腰になったり、風邪をこじらせたり、体調面が安定しないことが続き、このままではダメだ、と感じて転職を考えるようになった。

理由2:やりたい仕事がわからない

自分自身がなにができる人間なのか、他で活躍できるのかがわからなかった。仕事自体は楽しい。大変だけど誰かのためになっている。
でも、"やりたいことはその仕事ですか?"と質問されたら、返事は"Yes"ではない。”No”でもないけど。

そもそも自分のことを考える時間を取っていないため、やりたい仕事すらもわからなかった。

理由3:自分が従業員の定着率改善する立場

役職者だったため、従業員が働きやすい場所とは?を自ら考える立場だった。
そんな課題を棚に置いて、自分が転職を考えるなんて許されないことだと思っていた。

課題はたくさんある、仕事があるのはありがたいことだ、と思いながら仕事していた。

理由4:辞めたい理由くらい続けたい理由もあった

会社の人間関係は悪いとは思っておらず、頼りにしている人がいたり、頼りにされたりしていたので、少しの"辞めたい"はすぐ"続けたい"に変わった。

自分のことや将来のことを考えることを放棄し、周りの人を理由にして後回しにしていた。

理由5:退職を上司に伝えるのが大変そうと感じた

正直、上司との関係性は良くも悪くもなかった。
これまでいろんな退職者との面談を見てきたこともあり、自分も退職を伝える時はこう思われるんだろうな・・・と頭によぎった。
(結構愚痴っぽい人が多かったので)

次の職場を決めてから退職を伝えた方が何も言われないと思ったが、説得したり、説得する内容を考える方がエネルギー使うだろうし、転職を先に進める気力がなかった。

最後の理由:人生の充電期間にしたかった

これまでほぼ休みなく従業員や会社のために働いた分、自分に時間を使って、自分に向き合いながらせっかくなら新しいチャレンジをしたかった。

本当は、無職になるのは不安だし、収入が途切れるのは心配だったけど、意外とあっけなく退職日を迎えた。

退職日からは朝からずっとテレビを見てたり、洗濯したり、掃除したり、買いたかったものを買ったり、自分のためだけに行動。

その時に、昔少しかじったバナー制作やデザインの仕事をもう一回頑張ってみようと思い、スクールに通おうと無料体験までやったが、職業訓練校のことを知り、意を決してハローワークへ相談。

あれよあれよと申し込みし、面接し、無事合格!

最後に

今は、気になった企業の方とカジュアル面談でお話したり、エージェントと打ち合わせをしたり、面接をしたり、しっかり就職活動やれてる。

自己分析して、履歴書作って、職務経歴書を作って、求人を見て、方向性を決めて、応募して・・・こんなに大変な工程は、仕事をしながらできなかったと思う。

充電期間は残り1ヵ月。
無事に就職できますように!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?