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キラキラネームには何が反射してるのか
会社を興す。多くの場合、それなりの想いや決意があって(それだけとは限らないですが)、申請して登記して法人格をえる。
法人という名の通り、社会に子どもを産み落とすようだ。はじめは書類上にポツンと存在するルーキー。いずれ、国や世界を動かす巨人になる可能性をもつ。
モジョモジョの理由
そんな法人格をもった企業だが、街を歩くと「へえ……」というような名前を見かけますよね。株式会社モジョモジョとか、ペペロンチーノ株式会社とか、そういうやつ。いずれも仮名です。
「この会社で、いろんなものを得るんだ!」「夢を実現するんだ!」「いくぞ、株式会社モジョモジョ!」と、なるのだろうか。いや、なるのだろう。別に他人が心配することでもない。モジョモジョにすごく特別な思い入れがあるのかもしれないし。
ただ、少し想像を巡らせてしまう。後悔しないのだろうか。上場とかした際、気後れしないだろうか。社名変えるのって大変ですよ、きっと。
キラキラには何が反射してるのか
そんなことを考えるうちに、ふと思った。そうか、想いが強いからこそ、変わった名前になってるのか。「株式会社ヤマダハウジング」とか「林田興業株式会社」なんかは、むしろ自分の名前をそのまま使用して、いわゆるベターなフォーマットに落とし込んでいるに過ぎない。
あえて独特の、それも普通なら躊躇しそうな名前にしているのは、その言葉にするしっかりとした理由があるからこそなのかもしれない。
そう考えると、いわゆるキラキラネームの見え方も変わってくる。生まれてくる子どもへの願い、理想、夢。そういう理由が煮詰まった結果、当て字のような氏名が生まれるのかもしれない。キラキラは、親の思い入れが反射したものだったんですね、たぶん。
でも、法人そのものに意志はないけど、人に意志はありますからね。親の思い入れ背負わされてもしんどいよ!という子は、もちろんいるでしょうけど。
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