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百鬼異聞録☆はじめての鬼切入門♪

はじめに

初心者さん向けの鬼切の使い方解説の記事です。
百鬼異聞録の鬼切という式神は特に使い方が難しい式神です。そんな鬼切について、鬼切が得意なサマリウムさんが、初心者さん向けに、詳しく解説させていただきます。
記事を読んだ方が、難しくてわかんない→難しいけどなんとなくわかった、になると嬉しいです。

サマリウムさんの戦績

ランクマッチでの戦績を載せておきます。鬼切で好成績残せてますので記事の信頼性も自信あります。


桜雪面切デッキ。SE1シーズン最終1位。

藤切デッキ。SE5シーズン最速大名士。最高20連勝。

記事の内容と対象の人

記事は以下の内容を記載します。
・鬼切の基本技解説
・鬼切のカード解説
・鬼切の刀と鬼切のカードの組み合わせ例

以下の内容は含みません。
・他の式神やカードと刀の相互作用
→別の記事で書く予定です。
・試合の展開を含めた場面ごとの判断方法
→別の記事で書く予定です。
・霊呪としての鬼斬
→別の記事で解説しています。

この記事が向いてる人
・まだ使って無いけど使ってみたい人
・使ってみたけど意味がわからなかった人

この記事が向いて無い人
・鬼切の豆知識が知りたい人
・鬼切でランクマッチを回ってる人

概要

基本技の「髭切・友切・獅子の子」で戦う式神です。
毎ターン開始時に、「髭切・友切・獅子の子」から一つ刀を選び構えます。そして、相手のターンに、相手が刀の条件を満たすと、戦闘ダメージ無効付きで攻撃をします。

毎ターン鬼火やカードの使用無しで、相手のターンにも盤面に圧をかけれるのが特徴です。
一方で、次のお相手の行動を読んで選ばないと刀が不発に終わります。その場合、2/4と貧弱なスタッツが目立つという特徴もあります。

また、全ての専用カードが、鬼切の刀を当てられることが前提のデザインになっています。

そのため、状況に応じて3つの刀を使い分けることで、はじめて真価を発揮する式神です。
その性質上、練習すればするほど強く使えるようになる式神です。

鬼切の基本技解説

式神 鬼切

毎ターン開始時に「髭切・友切・獅子の子」から一つ刀を選び構えます。そして、相手のターンに、相手が刀の条件を満たすと、戦闘ダメージ無効付きで攻撃をします。条件と効果は刀ごとに異なります。

髭切

相手のターンで、相手式神が戦闘エリアに入ると、戦闘ダメージ無効付きで相手式神を攻撃します。

相手式神が戦闘エリアに移動するだけで発動条件を満たします。風追いや初音の鼓など、戦闘エリアに移動させるだけの効果でも発動します。

その条件から戦闘より先に発動します。お相手式神の体力が鬼切の攻撃力以下であれば、一方的に倒すことができます。倒せずとも、連撃のように2回ダメージを与えられます。

戦闘エリアでの有利をとりたいとき、鬼切を気絶させたくないとき、そういう場合にこの刀を構えます。

無敵の基本技に思えますが、弱点もあります。

戦闘ダメージ無効で、髭切と通常戦闘の両方を無効化されます。
また、遠隔の場合も髭切が発動しません。
さらに、閻魔の魂鬼など戦闘エリアから移動しない式神や召喚物は、髭切を発動させずに鬼切を攻撃できます。
この場合、鬼切の低いスタッツというデメリットのために、他の式神以上に気絶しやすいです。
戦闘ダメージ無効は、兄弟の記憶・見切り・鬼襲・二箒流などがあります。遠隔は、黒炎の腕や燃雪などがあります。いずれも、要注意です。

友切

相手のターンで、相手式神が法術カードを使用すると、戦闘ダメージ無効付きで相手式神を攻撃します。

待機エリアの式神にもダメージが与えられます。また、神隠し状態の式神にもダメージを与えられます。そのため、待機エリアから出てこない式神の牽制にも便利です。

一方で、この刀にも弱点があります。

使用された法術カードは、友切で攻撃した式神が気絶しても、そのまま効果が発動してしまいます。
さらに、鳳火などのダメージ系法術の場合、友切が発動しても鬼切が倒されてしまうことも少なくありません。
総じて、髭切よりも対象が広い分、髭切よりも自衛能力が犠牲になっています。

獅子の子

相手のターンで、戦闘エリアが空の状態でターン終了すると、鬼切の攻撃力を+2したうえで、戦闘ダメージ無効付きで、相手プレイヤーを攻撃します。

プレイヤーに追加ダメージを与えられるため、もっとも試合を決める性能が高い刀です。

一方で、無視できない弱点もあります。

もっとも発動条件が厳しいです。戦闘や法術で鬼切を倒されたり、戦闘エリアを埋められたりするだけで、不発に終わります。また、唯一鬼切を守れないモードです。

3本の刀うち構える難易度が一番高いです。獅子の子を狙って当てられるようになりましたら、鬼切が上達してきたと言えます。

鬼切のカード解説

鬼切のカードを解説します。全てのカードが、鬼切の基本技である刀をより強く使うためのデザインになっています。

戦闘カード

誘発で鬼斬発動時の効果を強化する役割があります。普通の戦闘カードとして使うこともできます。
・誘発には鬼火が1つ必要です。
・対応する刀がないとき、鬼火ありでも誘発しません。
・誘発した刀の盾は誘発時の戦闘で消費されます。

鬼の刃・両断

髭切を強化して必殺を付与します。

・鬼切を確実に守る
・大物を返り討ちにする
・戦闘エリアを確実に空ける
などの場合に狙います。

例えば、紅蓮や紫岩の10/10なども、無傷で一方的に倒せます。

装甲や戦闘ダメージ無効で、ダメージを与えられないとき、両断が誘発しても必殺効果が出ません。注意です。

鬼の刃・羅城門

友切を強化して、気絶させた場合カード使用無効、を付与します。
気絶するかを問わずカード効果が発動していた友切の弱点を補う形の強化です。

・鬼切を法術カードから守る
・覚醒などのキーカードを無効にする

などの場合に狙います。

例えば、鳳凰火の炎舞から自衛したり、覚醒カードを打ち消して妨害したりできます。

気絶させないと打ち消し効果は発動しません。打点が高いだけの、ただの友切になります。
また、化身には反応しません。これら2点に注意です。

鬼の刃・影殺

獅子の子を強化して、2回複製を追加します。
獅子の子が3連撃になるイメージです。20点以上削れることも多いです。また鬼切の戦闘カードで唯一の直撃持ちです。

・誘発による大ダメージ
・直撃によるプレイヤーへのダメージ
など、リーサルを決める場合に使用します。

複製は影殺の+2修正は受けません。また、影殺は直撃持ちであるため、戦闘エリアの式神にダメージを与えられません。注意です。

提供:もずぃさん
提供:もずぃさん
提供:もずぃさん
提供:もずぃさん

画像はもずぃさん提供です。獅子の子の+2補正は、影殺の発動時も最初の一撃にだけ適用されます。

形態カード

鬼切の刀をより強く使えるようになる、上乗せ効果を与える役割があります。

復讐の刀

待機エリアにいても刀が発動するようになります。
発動の際は戦闘エリアに移動してから発動します。
相手に読みの負担をかけて、最適な行動選択を妨害できるのが強みな形態です。

戦闘エリアにいなくても刀を発動が期待できる良さがあります。
鬼王や火取魔のために戦闘エリアに出撃できないとき、戦闘エリアに出ずに刀の発動を狙えます。
また、出撃分の鬼火を他のカード使用に充てることもできます。
さらに、戦闘するのが鬼切なのか戦闘エリアの式神なのか、相手からはわかりません。ですので、最善の行動な選択肢を不確実な行動の選択肢にする、そんな妨害効果も期待できます。

一方で、戦闘エリアにいなくても刀が発動する可能性は欠点としても働きます。意図しない場面で鬼切の刀が発動して、戦闘エリアに鬼切が引きずり出される形になることも、少なくありません。こちらの欠点はプレイングで補うこともができます。詳細は別項目に記載します。

刀発動時に、戦闘エリアまで移動してから攻撃します。戦闘エリアの式神を後ろに下げる効果もあります。味方の召喚物は鬼切の移動の際に消えてします。注意です。

単純に戦闘で勝つことは難しい形態ですが、相手の最適な行動選択を妨害する性能が高い形態です。

散花の刀

相手のターン限定で攻撃力が+3されます。受け時は5/6くらいのサイズになることが多いです。鬼切の刀を高威力で使うことができるのが強みな形態です。

その大きなサイズから、髭切を構えなくても、素のスタッツだけで戦闘が勝てる場合が多いです。
これにより、友切発動での気絶を狙いや羅城門での打ち消し、獅子の子での追加プレイヤーダメージなどか狙いやすいです。

一方で、相手のターンにしか攻撃力が上がらないので、刀が発動しない場合は、ただの2/6くらいの働きしかしないことがあります。

なるべく多く刀を発動させて、相手に負担を押し付けていく選択肢が強い形態です。

刀鳴の刃

刀が発動したとき、もう一度発動するようになります。
藤姫など、復活持ちを1回の発動だけで気絶させることができる点が強みな形態です。

影殺が誘発したときは合計4回攻撃になります。

覚醒・鬼切を持っていない場合のレベル3帯を支えるカードです。

法術カード

瞬発で鬼切を動かせるカードです。

覚醒・鬼切

鬼切に欲しい要素を全部くれるパワーカードです。さすがSSRです。

・鬼切が+1/+1されます。打点を自力底上げできるのは偉いです。

・覚醒したとき、鬼の刃・両断、鬼の刃・羅城門、鬼の刃・影殺のどれか1枚を手札に加えられます。
構えている刀に対応しないカードも選べます。
デッキ外からカードを持ってくる形になりますので、デッキに入っていない刀も選べます。

・戦闘カードの誘発を、瞬発で使えるようになります。言い換えますと、鬼火無しでも誘発するようになります。

・選んだ刀がターン終了時に消えず、次のターンに持ち越せるようになります。そのため、複数の刀を構えることが簡単になります。

以上から、鬼切は刀が誘発で強化されていることが前提の強さになります。また刀の複数持ちが当たり前の状態になります。
覚醒での大幅強化により、レベル3帯の大怪獣バトルでも、鬼切は変わらず戦場で無視できない存在感があります。

鬼瞬影

刀をもう1本選んで持った状態で戦闘エリアに移動しできます。瞬発です。カードも1枚引けます。

以下の順の優先度で使うことが多いです。

1.戦闘せずに戦闘エリアに立つ。
酒呑童子とか攻撃高い式神の前に出したいときにこれ使いますと攻撃受けないで前に出れます。鬼切を倒されないで戦闘区域に残せて選んだ刀の発動が期待できます。

2.鬼火無しで戦闘エリアに移動する。
戦闘区域にでる鬼火が足りないときや、カードいっぱい使って鬼火が足りないときでも、瞬発枠さえ余っていれば、これで戦闘エリアに移動できます。
レベル2で散花の刀で羅城門の誘発を構えるときもこのカードを使うことが多いです。

3.覚醒鬼切でもう1本構えたいとき使う。
刀選択をミスしたとき、相手の選択が読み切れないとき、覚醒鬼切で刀が保存できるとき、などはこの目的で使用します。

4.相手の鬼切の髭切を消費させる。
戦闘エリアに移動しますので相手の髭切を誘発させることができます。鬼切はほぼ気絶しますか、他の式神が安全に前にでることができます。

5.鬼切を体力4の壁として使い捨てるために使う。
般若+妖刀のような見切り持ちアグロデッキ相手に、体力4の壁を立てるときに使います。
仕方なしな選択肢であることが多いです。

6.レベル1で起こしてすぐのときに使う。
左鬼切でない限り、起きた直後は刀を持っていません。そのため、アグロ相手など、すぐに刀ありで使いたい場合はこのカードが必須になります。

7.1枚ドローのカードとして使う。
一番価値が低い使い方です。なるべくなら避けたい使い方です。

鬼切のためのカードですが、他の式神の行動を加味して使用するかどうか決めることも多いカードです。そのため、レベル1カードですが、レベル2やレベル3での出番も非常に多いカードです。

もちろん、盤面の状態だけを考えて使っても強いカードです。
ですがそれ以上に、今後の試合展開を含めて使用タイミングを考えることで、より鬼切を強く使えるようになるカードです。
このカードを上手にに使えるようになれれば、鬼切が上達したと言えます。

鬼切のカード組み合わせ例

鬼切のカードは全て、鬼切の基本技を強く使うためのデザインになっています。

組み合わせは多岐にわたり、また状況によって最善の組み合わせは異なります。しかし、よく見かける便利な組み合わせも存在します。
この項目では、よく見かける組み合わせ例を解説していきます。

・髭切選択→両断誘発狙い(鬼火残し)
レベル2直前で、確実に戦闘エリアを空けたい場合や、相手の式神を気絶させたい場合に使います。
金魚姫や一つ目小僧の心経などを討ち取るときにも使います。
また、紅蓮系相手に確実に鬼切を生還させたい場合も使うことがあります。

・髭切選択→鬼瞬影→両断誘発狙い(鬼火残し)
こちらもだいたい上記と同じです。差分は鬼瞬影を使っている点です。
これにより、桜雪姫や御饌津のレベル1形態をのせたうえで、両断の誘発を構えれます。
また、狐手を使って攻撃力4になった源九郎狐など、出撃すると鬼切が返り討ちにあうような場面でも、鬼切を戦闘エリアに出して両断を構えれます。

・髭切選択→復讐の刃
刀が発動時に戦闘エリアに移動しることを利用して、戦闘エリアの式神を戦闘から守るのに使います。この場合、復讐の刃は気絶しても構わない使い捨てになります。
奉祝の祈りや藤姫を守るために使われることが多い選択肢です。

・髭切選択→復讐の刃→両断誘発狙い(鬼火残し)
戦闘エリアに出ずに両断誘発を狙えます。そのため、戦闘エリアでの有利を作り出す方法として便利です。
意図がバレやすいのが欠点です。

・復讐の刃→獅子の子選択(毎ターン)
復讐の刃の誤爆を防ぐ方法として優秀です。
早めに復讐の刃に乗りたいが、刀が発動して討ち取られるのは避けたい、そういうときに使います。
また、この戦略を混ぜることで、上記の両断誘発狙いの意図がバレにくくなるという側面もあります。

・友切→散花の刃→鬼瞬影→羅城門誘発狙い(鬼火残し)
レベル2で羅城門を誘発させたいときに使います。
決まると体力7くらいまでの式神を気絶させたうえで、法術カードを無効化できます。
覚醒・閻魔、かぐわしき香りなど、決まるとゲーム展開が大きく有利になることも多いです。
鯨呑や鳳火から鬼切を守ることもできます。
化身には反応しないので注意です。

・髭切選択→散花の刃
鬼切が強いと感じる使い方です。たいていのぶつかり合いで、相手は気絶、こちらは生還となります。
最近は対策されやすくなったので過信は禁物です。

・友切選択→散花の刃
単なる威力5の友切です。青縁などに刺さります。
髭切構えにも見えますので、生きて帰って来れることも多いです。

・獅子の子選択→散花の刃
レベル2で獅子の子を決めやすい組み合わせです。髭切構えに見えますので、戦闘エリアを埋められにくいです。また、5/6というサイズで、髭切無しで相手を返り討ちにして、結果的に戦闘エリアが空を作りやすいです。
さらに友切構えにも見えますので、何もしないで相手が終わることさえあります。
ランカーさんには見破られることも多いですので、過信は禁物です。

・鬼瞬影→散花の刃→刀2本構え
レベル2で最も獅子の子を決めやすい組み合わせです。上記3つのうち2つのいいとこ取りになります。

・覚醒鬼切+覚醒鬼切→刀誘発構え
戦闘エリアの有利を取り返すのに便利な方法です。髭切を選んだ状態で覚醒鬼切を2枚使い、鬼の刀・両断と鬼の刀・影殺を選んだあと、鬼の刀・影殺の直撃を生かして出撃します。すると、たとえば紅蓮の火取り剣豪20/20が戦闘エリアにいても無傷で出撃できます。その後、再度出撃してきた火取り剣豪を鬼の刀・両断の必殺で倒すことで、戦闘エリアの有利を取り返すことができます。

・覚醒鬼切→影殺で攻撃
威力5の直撃付き攻撃です。リーサルを取るときや幻境を割るときに便利な方法です。

・覚醒・鬼切+形態→鬼瞬影→刀2本構え誘発付き
髭切や友切で相手の動きを縛り、獅子の子でリーサルを狙う動きができます。
また、髭切と友切の2本構えで、相手の行動を妨害することもできます。
どの刀の組み合わせか、相手はわからないのが強いです。

さいごに

この記事では以下の内容を記載しました。
・鬼切の基本技解説
・鬼切のカード解説
・鬼切の刀と鬼切のカードの組み合わせ例

一方で、以下の内容は記載しませんでした。
・他の式神やカードと刀の相互作用
・試合の展開を含めた場面ごとの判断方法
・霊呪としての鬼斬
→別の記事で解説しています。

記事の内容は、鬼切の使い方のうち、その全部は網羅しきれていません。全体の半分くらいでしょうか。
それでも、基礎的な事柄は押さえてある解説です。
これらを知ったうえで実践できるようになりましたら、鬼切は確実に上達すると思います。

おしまい


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