【ルール解説】藤色とかの霊呪
はじめに
藤姫の藤色について教えてください☆ってゆう質問がきました。実際に藤色ってルール難しいですよね。この記事では藤色のルールと対策を解説します。残りの枠で百鬼異聞録の霊呪について簡単に説明したいと思います。
霊呪とは
式神とかデッキのカードにくっついて、くっついたカードに追加効果を与えるものです。藤色とかがおなじみだと思います。くっつく対象とタイミング、そして効果にバリエーションがあります。
霊呪の種類
・味方式神の強化
くっついた式神を強化する系の霊呪です。戦闘エリアでのぶつかり合いで有利になります。餓鬼以外は他の式神にも付けられます。
2021/11/21 追記
キョンシー兄も霊呪でした。おしえてくれたfjさんありがとです☆
・相手式神の弱体化
くっついた式神を弱体化する系の霊呪です。戦闘エリアでのぶつかり合いで有利になります。蟲毒師が持っています。
・発動条件付きのおまけ効果
条件を満たすとおまけ効果が発動する霊呪です。
試合への影響力が大きいのが特徴です。
2021/11/21 追記
管狐も霊呪でした。おしえてくれたfjさんありがとです☆
九命猫も霊呪でした。教えてくれためまさんありがとです☆
・引いたときのおまけ効果
デッキのカードにくっついて引いたときに追加効果を発動する霊呪です。式神につける系の霊呪と違って何枚でもつけられるのが特徴です。
霊呪の共通ルール
①霊呪が付いてる式神が気絶すると消える。
気絶から復活した大嶽丸の攻撃アップが消えてたり、鬼切の刀がなくなってたりするのはこのルールが理由です。金魚姫も気絶させるともう一度金魚の霊呪をつけ直さないと化身効果が発動しなくなります。
②対策カード効果で消える。
追月神の満月、白蔵主の無垢な心で、霊呪を消せます。
満月は式神についている霊呪を狙い撃ちで消せますが、デッキ内の霊呪は消せません。無垢な心は、相手につけられた霊呪が消せますが、相手の霊呪は消せません。たとえば、無垢な心は蟲毒師や夢喰いの霊呪が消せて、藤色や梟の守護が消せません。
③付ける式神が気絶しても霊呪は消えない。
このルールが1番大事です。霊呪が消えるのは付いてる式神が気絶したときです。霊呪を付ける式神を気絶させても、すでに付いてる霊呪は消えずに場に残ります。
たとえば上の藤色の場合、藤姫を気絶させても、一つ目小僧についた藤姫は消えません。一つ目小僧を気絶させたときに藤色は消えます。
薫の場合も同じです。薫を気絶させても酒呑童子から梟の守護は消えません。酒吞童子を気絶させないと酒吞童子から梟の守護は消えません。
このルールを知らないとせっかく法術カードや狩猟カードを使ったのに、全然盤面が有利にならないことになります。霊呪を使うデッキと当たった場合は気絶させる式神をしっかり見極めるようにしましょう。
個別の霊呪の解説
特に需要ありそうな藤色について解説します。
一応藤切で名士帯20連勝ですので、書いてることはあってると思います。
藤色
藤姫の霊呪です。藤色がついた式神を強化します。3つの特徴があります。
特徴①+1/+1修正
→式神に+1/+1の修正を与えます。藤色で増えた分の体力も削らないと気絶しなくなりす。また身代わりもつきます。身代わりの解説は後述します。
特徴②身代わり
→付与した式神が気絶したとき、この形態または霊呪を除外し、そのHPを完全回復させる、効果に変更します。藤色の場合は、藤色付き式神が気絶するとき、気絶するかわりに藤色が消えて体力が満タンの状態になります。
特徴③融合
→融合の効果で霊呪の+1/+1補正が足し算で増えていきます。具体的には、新しい藤色が場の式神に付くとき、他の式神に古い藤色がついていれば、新しい藤色と古い藤色と融合してから場の式神につきます。身代わりの回数は融合で増えません。何回融合しても発動するのは藤色付き式神が気絶するときの1回だけです。
藤色が消えるときの特殊な処理ルール
けっこー特殊ですので解説します。
①藤色付きの式神が気絶するとき。
→普通に身代わりが発動します。体力が全部回復します。また形態もそのままです。
②藤色付きの基礎体力0の式神が気絶するとき。
→藤色の身代わりが発動して、気絶するかわりに藤色が消えて体力が満タンの状態になります。ですが、基礎体力0自体がゼロですので再度気絶します。そのため結果として復活できません。藤姫の法術カードで召喚した幻役が気絶するとき、よくこの処理になります。
③体力満タンの式神から藤色が消えるとき。
→他の霊呪と同じように、霊呪がついてない体力満タンの式神がその場に残ります。
④ダメージを受けている式神から藤色が消えるとき。
融合で別式神に藤色が移るなどして式神から藤色が消えるとき、ダメージを受けて体力が減っている場合、受けているダメージ精算が行われます。このダメージ精算がかなりずるい精算方法をとります。
・受けているダメージが藤色の体力補正より少ない場合
→体力満タンの式神が場に残ります。
・受けているダメージが藤色の体力補正より多い場合
→その差の分だけ式神にダメージが残ります。
+3/+3の藤色がついてる3/3式神をかんがえますと、
・ダメージ3点を受けて6/3のときに藤色が消えると3/3(体力満タン)が残ります。
・ダメージ4点を受けて6/2のとき藤色が消えますと3/2が残ります。
・ダメージ5点を受けて6/1のとき藤色が消えますと3/1が残ります。
・ダメージ6点を受けたときは身代わりが発動します。
藤色の対策
安定した対策方法はほとんどありません。
・藤色を融合で育てさせないか、
・藤姫をそもそも場に無い状態にするか
この2つが主な対策になります。具体例を後述します。
①藤姫を気絶状態にしておく。
藤姫を気絶させることで新しい藤色が融合するのを防ぐ妨害する方法です。法術や狩猟での対策方法になります。大きいサイズの藤色がすでに場にある場合、藤姫を気絶させると処理不能なサイズの金剛経とか復讐の刀が場に残って詰む場合があります。要注意です。
②藤色の付いた式神を気絶させ身代わりを発動させる。
かなり無理矢理な対策方法です。戦闘ダメージや投射や即死系法術で身代わりを発動させることで、藤色のサイズをリセットする方法です。幻境や形態がある場合、藤姫に藤色が戻って行くことがあるため、盤面をよく確認することが必要な方法です。
③追月神の満月で消す
鬼切の刀ごと消せます。欠点は満月自体ががそこまで汎用性がないため、姫以外が相手ですと使い所に困りがちなところです。一応金魚姫の令呪も消せますが、金魚姫は気絶させる方が早いです。
④幻役に藤色が付いてるときに藤姫を気絶させる。
藤姫→幻役と処理することで、そこそこ大きいサイズの藤色も安全に処理できます。欠点はこの対策を知ってる人は幻役に藤色をつけたままターンを渡してくれず、処理のタイミングが無く、対策として成立しないところです。
幻役を場に残したままターン終了するのはプレイミスといわれるのはこのためです。
⑤藤色が付いた式神を変幻させて気絶させる
身代わりも発動しないで安全に消滅させれます。
輪投げ遊び、棺封、善悪無即の3枚で実現できる対処法です。
2020.12.06 追記
藤姫が藤色を回収できる場合、藤色がついた式神を変幻させて倒しても、藤色の融合数がリセットされないでそのまま回収されるみたいです。
⑥藤色が育つ前にお相手を倒し切る
藤色を他の式神に移せるのは最速で藤姫レベル2のターンです。そのため、それまでにお相手の体力をリーサル範囲まで削ることで、藤色による盤面への圧を少なくする方法です。欠点はデッキ選択の時点でこの方法専用のアグロデッキを選択する必要があるところと、金剛経などで時間稼ぎされると押しきれず逆転されやすくなるところです。
⑦藤色付き式神との戦闘を避けて戦う
目眩で行動不能にする。風神の一振り、念動などで待機エリアに戻す。直撃持ちで攻撃する、などがあります。しかしながら、流行の藤切デッキでは復讐の刀や金剛経で対策済みなことが多いため、あまり現実的な対策方法ではないかもしれません。
最後に
霊呪と藤色について解説しました。霊呪自体はゲームが面白くなるシステムで好きです。藤色だけは他のデッキに構築がゆがむレベルで対策を強いていてよくないって思います。サマリウムさんは使ってる側ですが、予定されているナーフが早く来てほしいと思います。
余談
おしまい
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