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「五月雨よ」の歌詞にみる櫻坂46らしさ

櫻坂46らしさは乃木坂46プラス欅坂46だ。
つまりは自己完結プラス葛藤が櫻坂46らしさだ。

そう定義してみるとこの「五月雨よ」の歌詞は櫻坂46らしさ全開だと思う。

この楽曲の象徴的な歌詞である「先のことは分からないまま 五月雨式に好きになってく」、この五月雨式とは、物事がだらだらと続くさま、という意味がある。

2月21日のレコメンで音源が宇宙初解禁となり、その歌詞を見ていくと、乃木坂46の君の名は希望のような自己完結の歌であり、欅坂46のアンビバレントのような葛藤の歌である。

曲調は壮大で、歌詞は1から10を唄うのではなく、3から8を唄っているような、このあとまだだらだらと続くような五月雨式に続くような、これは坂道ファンには受けがいいと思う。

櫻坂46らしさとは自己完結プラス葛藤であり、この楽曲がそれを満たしていると感じる。

鶏が先か、卵が先か、楽曲が櫻坂46らしさをつくるのか、櫻坂46らしさが楽曲になるのかは分からない。

そんなことを五月雨式に考えるのが好きだ。

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