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坂道シリーズの歌詞考察

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乃木坂46、欅坂46、けやき坂46、日向坂46、櫻坂46の歌詞考察です。
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2024年6月の記事一覧

「愛し合いなさい」にみる露悪的な歌詞の受け取り方【櫻坂46】

「愛し合いなさい」にみる露悪的な歌詞の受け取り方【櫻坂46】

櫻坂46「愛し合いなさい」の歌詞は露悪的だ。
良くも悪くも軽い。
そもそも、自分は秋元康さんのその軽さが大好きで、好きな人にはクセになると思うのが、嫌いな人には一切受け付けないカルチャーなのだろう。
その露悪的なカルチャーとはそもそもが「悪さ」をあえて出す楽しみなのだから、受け取り手が悪意で向き合えばどうとでも捉えることもできるし揚げ足は取られやすく切り取られやすい。
真剣に受け取っても何も始まら

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理屈よりも感情で生きろ【櫻坂46 自業自得 歌詞考察】

理屈よりも感情で生きろ【櫻坂46 自業自得 歌詞考察】

櫻坂46の歌詞には一貫性がある。
立ち止まるより一歩踏み出す。
その踏み出し方を提示し続ける。
そのメッセージ性が欅坂46時代からのグループの持つ物語と共鳴し、説得力を持つ。
表現する必然性がある。

「誰のせいでもない」。
1stシングルに通ずるこの歌詞。
立ち止まる理由探しは無駄で反省は最悪のプロセス。
立ち止まってる暇があるのなら直ぐにやり直す。
そう諦めかけた数秒前に。
人生とはリスタート

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